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揚げ油の温度

菜箸を一度ぬらしてしっかりと水分を拭き取ってから、油の中に入れてかき混ぜ、
温度を平均にしてから泡の出方を見ることで、温度計がなくても温度がわかります。

低温(150℃〜160℃)

  • 1杯
    目安は中火にかけてから2~3分。油が100℃を超えてゆらゆらと動き出してくる。菜箸を入れて、細かい泡が静かに上がってくる状態が低温。焦がさずじっくり揚げる時に。

中温(170℃前後)

  • 中火
    目安は油がゆらゆらと動き出してから1~2分後。菜箸を入れてみて、やや大きめの泡が上がってくる状態。しっかりと火を通してカラリと揚げたい時に。

高温(180℃〜190℃)

  • 強火
    目安は油がゆらゆらと動き出してから2~3分後。菜箸を入れて、多量の泡が勢いよく上がる状態。キツネ色に揚げたい時や二度揚げしたい時に。

動画解説

揚げ油の温度は、油に衣を落として判断する。
<140℃>
衣が底まで沈み、ひと呼吸おいてからゆっくり浮き上がってくる状態。
揚げものには温度が低すぎるが、中華料理の油通しに向いている。
<160℃>
衣が一度底まで沈み、すぐに浮き上がってくる状態。
<180℃>
衣が底まで沈まず、中ほどまで沈んですぐに浮き上がる状態。
ほとんどの揚げものはこの温度で揚げる。
<200℃>
衣が軽く沈み、すぐ表面でパッと散るように広がる状態。
この温度は高温過ぎて揚げものに適していない。

【菜ばしで確認する方法】
菜ばしを一度ぬらしてしっかりと水分を拭き取ってから、油の中に入れる。
<160℃>
はしの先から泡がゆっくり出る状態
<180℃>
はし全体から泡がシュワシュワと出る状態
<200℃>
はし全体から泡が勢いよく出る状態