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今日からできるカラダにいい話「おいしい減塩」のススメ

今日からできるカラダにいい話「おいしい減塩」のススメ

2020/11/13

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「減塩」と聞くと、「薄味でおいしくなさそう」「続けるのが難しそう」といったイメージをもつ方も多いのでは?ところが、実際は思いのほか簡単にはじめられるうえに、普段の料理とかわらないおいしさを引き出すことができるのだとか。

そこで今回、味の素社調味料事業部の三宅さん、久保さんにインタビュー。「我が家には関係ない」と思っている方にこそ知っていほしい減塩のコツや、人気の減塩レシピについて伺いました!

インタビューした人

調味料事業部(管理栄養士)

三宅 由里子さん

和風調味料商品の担当を経て、2018年より「AJINOMOTO PARK」の運営に従事。みなさまの笑顔あふれる日常のお役に立てたらと日々楽しくて健康的な食体験を追求中。

インタビューした人

調味料事業部

久保 祐美子さん

調味料事業部にて、「AJINOMOTO PARK」やコミュニティを担当。おいしいものをいつも探求中!コミュニティでみなさんのお声から日々新しい発見をさせていただいています。

  1. 日本人は塩分の摂りすぎ!?簡単で「おいしい減塩」をはじめよう
  2. 「おいしい減塩チャレンジ」で気づいた「いつもの味」の大事さ
  3. 「え、この料理も減塩なの?」驚きいっぱい、おすすめ減塩レシピ

01
日本人は塩分の摂りすぎ!?簡単で「おいしい減塩」をはじめよう

減塩したほうがよいとは聞くけれど、「どうして減塩する必要があるの?」「どうやって減塩をはじめたらいいの…?」。そんなふうに思っている方も多いはず。

まずは国内の塩分摂取状況と、すぐにはじめられる簡単で「おいしい減塩」の秘訣をご紹介します!

おいしくてカラダにやさしい日本食文化!でも実は意外な落とし穴が…

——日本人は塩分を摂りすぎていると聞きますが、実際のところどうなのでしょうか?

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食塩相当量の成人1日あたりの目標量が男女ともに0.5g引き下げられ、男性7.5g未満、女性6.5g未満となりました。

一方で「国民健康・栄養調査」(令和元年)の結果では、食塩摂取量の平均値は男女とも目標値よりも約3gオーバーしており、まだまだハードルが高いのが現状です。

日本食に対して健康的なイメージをお持ちの方も多いですが、みそやしょうゆ、漬物など、普通に食事をしていても、どうしても塩分が多くなってしまう傾向があります。 (三宅さん)

てっとり早い減塩のコツは、減塩タイプの商品&うま味調味料の活用

——減塩はどうやってはじめればいいのでしょうか。

私たちがすすめているのは、今日からはじめられる、手軽で「おいしい減塩」です。一番てっとり早い方法としてご提案しているのが、普段お使いの調味料やスープを当社の減塩タイプにおきかえていただくというもの。

おいしさそのままに塩分をカットしているので、いつもとかわらない食生活で簡単に減塩することができますよ。(三宅さん)

——どうしておいしさが変わらないのですか?

そこは味の素社の技術力ですね!たとえば、「お塩控えめの・ほんだし®」では、3種のかつお節をふんだんに使い、おいしく減塩する「やさしお®」の技術も用いることで、おいしさそのままに60%(※)の減塩を実現しています。(三宅さん)

※「ほんだし®」比、食塩相当量分

減塩タイプの商品を使う以外にも、物足りなく感じてしまいがちな減塩料理をおいしくするコツをご提案しています。そのコツとは、うま味調味料「味の素®」を加えることです。

うま味をきかせることで素材やそのほかの調味料の味が引き立ちます。しっかりした味わいになるため、塩分を減らしても「おいしい」と感じられ、満足感を得ることができるんです。(久保さん)

02
「おいしい減塩チャレンジ」で気づいた「いつもの味」の大事さ

減塩について理解してもらうために、味の素社がコミュニティで、生活者のみなさんと取り組んだ「おいしい減塩チャレンジ」。「クノール® ふんわりたまごスープ 塩分30%カット」など、減塩タイプの商品を使ってみていただいたり、「味の素®」や「お塩控えめの・ほんだし®」を使って減塩レシピを試していただいたり…。どんな反響があったのでしょうか?

——「おいしい減塩チャレンジ」では、どのような反響がありましたか?

参加してくださった方のほとんどが、減塩について「味が薄そう」「調理に手間がかかりそう」など、はじめはネガティブなイメージをもたれていたんですが、「チャレンジ」のあとは「減塩ってこんなに簡単だったんだ!」という声がたくさん届きました。(久保さん)

過去に減塩を試した経験のある方ほど驚かれている印象でしたね。(三宅さん)

たとえば、「これまで何度も減塩に挑戦したけど、味の物足りなさと調理の面倒さとで続かなかった。でも今回、苦労を感じることなく減塩できてしまって衝撃が走っています!」という声もいただきました。(久保さん)

減塩は「シニアになってからのもの」と思われがちですが、妊娠中や授乳中などに塩分コントロールを求められることもありますからね。また、小さいお子さんをおもちのご家庭では、「子どものうちから濃い味に慣れてほしくない」という声も。幅広い年代の方から好評をいただきました。(三宅さん)

それから「減塩したことを家族に気づかれなかった」と喜ぶ声がたくさん寄せられたことも、私たちにとっては大きな発見でしたね。(久保さん)

そう、「減塩してもおいしい」ではなく、「減塩したことに気づかれない」ところにポイントがあったんです。減塩したことを家族に秘密にしている方も多かったですね。作っている方としてはやっぱり、いつもの味、いつものおいしさを担保したいと思うわけですよね。(三宅さん)

——最後に、減塩に向けた今後の取り組みについて教えてください。

このたび、塩と暮らしのスマートな関係づくりを提案する“あたらしい減塩”プロジェクト「Smart Salt(スマ塩)」を始動しました。「減塩」に対するイメージを一新し、もっと「おいしく・やさしく・たのしく」減塩することを目指した情報提供や環境作りに取り組んでいきます。

減塩を意識していない方に対しては、きっかけにつながる発信をし、「減塩したい」と思っている方には、「これならできる、続けられる」と思っていただけるような「おいしい減塩」を提案していきたいです!(三宅さん)

減塩というとハードルが高いイメージがありますが、当社がご提案する減塩なら、一回試せば「減塩っておいしくできるんだ!」と気づいていただけると思っています。減塩への気づきや前向きな取り組みが自然に生まれるようなコミュニケーションに取り組んでいきたいですね。(久保さん)

03
「え、この料理も減塩なの?」驚きいっぱい、おすすめ減塩レシピ

それでは、減塩に取り組む味の素社謹製!人気のおすすめ減塩レシピをご紹介します!

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