特製ダレを和えるだけ!東山広樹さんに聞く、オイスターソースが決め手の「限界麺」

PRODUCTS
2025.07.24
特製ダレを和えるだけ!
東山広樹さんに聞く、
オイスターソースが決め手の「限界麺」

2025年4月、東京・渋谷に期間限定でオープンしていたショップ『「Cook Do®」オイスターソース 限界麺』。

物価高をはじめ、“いろいろ限界な現代人におくる”がコンセプト
物価高をはじめ、“いろいろ限界な現代人におくる”がコンセプト

「Cook Do®」オイスターソースベースの特製ダレとゆでた麺を和えるだけで作れる「限界麺」なるものを提供していると聞き、AJINOMOTO PARK編集部も現地へ行ってきました。

現地の様子。中華麺・パスタ・うどんの3種類から選び、好みの具材をトッピングします。
現地の様子。中華麺・パスタ・うどんの3種類から選び、好みの具材をトッピングします。

実食してみると、具なしの麺にも関わらず、濃厚なタレのうま味が食欲をそそり、夢中で食べてしまいました。

今回はこのおいしさの裏側に迫るべく、レシピ誕生までのお話や、ほかの料理にも合うという「特製ダレ」の活用法についてお聞きします!

役割:インタビューした人 所属:超料理マニアな料理人 名前:東山 広樹さんさん

インタビューした人

超料理マニアな料理人

東山 広樹さん

1986年生まれ、埼玉県出身。東京農業大学醸造科学科卒業。人材派遣会社での勤務を経て、食の総合出版社「柴田書店」へ転職し、幼少の頃からの趣味である料理についての学びを深める日々を送る。料理を学ぶほど「料理人になりたい!」という夢が諦めきれなくなり、汁なし担々麺専門店「タンタンタイガー」を創業。現在は株式会社マジでうまい代表取締役。2025年5月には、「これ以上ない、究極の餃子定食」をコンセプトにした餃子専門店「餃子の肉太郎」を神保町にオープン。SNSで発信する料理やグルメの投稿も大きな反響を呼んでいる。近著に『国民的チェーンめし研究 ○○の△△はなぜうまいのか?』(KANZEN)。

中国の屋台めし「拌麺」をコンセプトに誕生した「限界麺」

中国の屋台めし「拌麺」をコンセプトに誕生した「限界麺」

「限界麺」のおいしさの鍵を握っているのが、特製ダレです。基本の材料は、サラダ油、「Cook Do®」オイスターソース、しょうゆ、チューブにんにく。たったこれだけなのに、ふしぎと後を引くおいしさです。

東山さん「味の素さんから『Cook Do®』オイスターソースを使った、すべての麺類に合うレシピを開発してほしいとご依頼いただき、色々試しながら考案したレシピです。誰が作っても同じ味を再現できるよう、電子レンジ調理をメインにした工程にしました」

限界麺を開発するにあたり、中国の屋台料理である「拌麺(ばんめん)」からヒントを得たのだとか。

東山さん「現地には拌麺の屋台がたくさんあって、日本の立ち食いそばよりもカジュアルに食べられています。麺とタレとラー油だけ、とか、ゆでた青菜が2、3切れのっているだけのシンプルな混ぜそばが、注文すると30秒くらいで出てくるんです(笑)。屋台で出すから、スープをとったり手間をかけたりせず、さっと提供できるような作り方をしているんですよね。限界麺のコンセプトを考えたときに、拌麺がヒントになるんじゃないか、と思い出しました」

おいしく作るコツは、調味料の計量にあり!

おいしく作るコツは、調味料の計量にあり!

材料も作り方もシンプルな限界麺。よりおいしく作るためのコツはあるのでしょうか。東山さんが特にオススメだというパスタの限界麺を例に、実演していただきました。

「限界麺」特製ダレ

材料(1人分)

サラダ油小さじ2
「Cook Do®」オイスターソース小さじ1
小さじ1
しょうゆ小さじ1/2
チューブにんにく小さじ1/2

レシピ提供:味の素KK

東山さん「まずはタレを作ります。パスタを盛り付ける器(※耐熱性のもの)に、すべての材料を入れてください。いちばん重要なのは、調味料の分量を守ることですね。味のメインとなる『Cook Do®』オイスターソースが小さじ1と少量なので、量らずに入れてしまうと全体の味のバランスが崩れてしまいます」

「最初に計量スプーンで油を入れると、油がコーティングになって、その後に入れる調味料がくっつかずにするんと離れます」
「最初に計量スプーンで油を入れると、油がコーティングになって、その後に入れる調味料がくっつかずにするんと離れます」との豆知識も教えていただきました!

タレ作りにおいて大事なのが、油と液体をしっかり混ぜること。そのためには、生のにんにくではなく、チューブにんにくを選ぶのがポイントだそう。

東山さん「チューブにんにくに含まれる増粘剤が、油と液体を混ぜる乳化剤の役割をしてくれるんです。油と液体がしっかり混ざっていないとしょっぱくなってしまうので、まとまりのあるタレを作るために、今回は生にんにくではなく、あえてチューブにんにくを使ってほしいです!」

タレが混ざったら、500Wの電子レンジで30秒加熱します。

おいしく作るコツは、調味料の計量にあり!

パスタは電子レンジで調理することで、とろっと濃厚な仕上がりに!

続いて、パスタを準備します。もちろん鍋でゆでることもできますが、東山さんのオススメは、電子レンジ調理。100円ショップなどでも販売されている、電子レンジ用のパスタ容器を使います。

今回は電子レンジで使えるパスタ用調理器を使っています。
今回は電子レンジで使えるパスタ用調理器を使っています。調理器がない場合は耐熱性の容器などでも代用可能です。

東山さん「電子レンジで調理すると、お湯が少ない分、パスタから溶ける小麦粉の成分の濃度が高くなるので、とろっとした濃厚な仕上がりになります。鍋でゆでると麺がつるっとしたのどごしになりますが、限界麺はガツンとパンチのある味や食べ心地にしたかったのもあって、レンジ調理をオススメしています」

レンジ調理の際は、容器に沸騰させたお湯を入れるのがポイントなのだとか。

東山さん「水道水は季節によって温度が違うため、お湯にしたほうが仕上がりがブレないんです。ちなみにワンパンパスタもレンジで加熱する方法に近いですが、火加減や水の蒸発量など、ブレやすい要素が多いので、意外に難しいんですよね。失敗なく作るなら、圧倒的にレンジがオススメです!」

麺がゆで上がったら、タレを調理した器にバターを加えてよく絡め、完成です!

レシピはAJINOMOTO PARKでも公開中

パスタは仕上げにバターを加えるのもポイント。
パスタは仕上げにバターを加えるのもポイント。さらにコクが出て、味のまとまりがよくなります。東山さんがSNSで投稿すると「新しいパスタ体験だった!」「こんなに簡単でうまいのは常識がくつがえる!」といったお声が寄せられたそう。

材料も調理時間も洗い物も少なく、くたくたで帰ってきた夜でも、「これなら作れそう」と思わせてくれる「限界麺」。余力があるときは、トッピングを工夫することもできます。

東山さん「カリカリに焼いた目玉焼きをのせるのもいいですね。手軽なところでは、パスタを容器に入れて加熱するときに、切ったベーコンを一緒に入れるとパンチのある味になっておいしいです!

試してみてほしいのが、刻みのり。オイスターソースのうま味で、ちょっと『たらこスパゲッティ』のような味になるんです。

途中で“味変”するなら、一味唐辛子やラー油、ブラックペッパーをかけたり、生のねぎをちらしたり、追い刻みにんにくしたり……。なんでも合いますね(笑)」

サラダチキンにかけるだけで、お店のような一品に!

どんな麺にも合う限界麺のタレですが、別の料理にかけてもおいしいとのこと!

「AJINOMOTO PARK」のために、市販のサラダチキンを使った、おかずにもつまみにもなる一品をご紹介いただきました。

サラダチキンにかけるだけで、お店のような一品に!

材料&調理手順

材料(作りやすい分量)

「限界麺」特製ダレ分量は上記レシピと同量
サラダチキン(市販品)1パック
きゅうり1本

レシピ提供:味の素KK

つくり方

  1. 1

    サラダチキンは水気をペーパータオルなどで拭き、食べやすい大きさにカットする。きゅうりは千切りにする。

  2. 2

    器に1のきゅうりとサラダチキンを盛り、特製ダレをかける。

サラダチキンは水気を軽く拭くことで、味が薄まるのを防げるのだそう。
サラダチキンは水気を軽く拭くことで、味が薄まるのを防げるのだそう。「きゅうりは千切りで食べるのがいちばんおいしいと思っています」と東山さん。
サラダチキンにかけるだけで、お店のような一品に!

実食してみたところ、パスタとは違ったおいしさに驚き! オイスターソースのうま味やにんにくの香りがガツンと感じられる味わい。味が濃いめなので、さっぱりとした千切りきゅうりと相性抜群でした。

オイスターソースはどんな料理もおいしくなる大好きな万能調味料!

実は子どもの頃からオイスターソースが大好きだったという東山さん。

東山さん「塩や醤油のような塩味を加えてくれる調味料はいくつもありますが、うま味も甘味も加えてくれる調味料ってあまりないんですよね。オイスターソースはちょっと入れるだけでなんでもおいしくなるので、高校生の頃は安い豚こま肉を大量に買って、野菜と一緒にオイスターソースで炒めてよく食べていました」

オイスターソースはどんな料理もおいしくなる大好きな万能調味料!

いろいろなメーカーのオイスターソースを食べてきたという東山さん。「Cook Do®」オイスターソースの特徴についてお聞きしてみると、「今回の限界麺のタレも『Cook Do®』のオイスターソースだから作れたんです」という答えが返ってきました。

東山さん「まず、香りのクセがないですよね。オイスターソースは良くも悪くも香りが強いものが多いので、使う料理が限定されてしまいがちですが、『Cook Do®』オイスターソースは香りが穏やかなので、汎用性が高いんです。味も質感もさらっとしているからこそ、どんな麺にも合う限界麺のタレが作れたんじゃないかな、と。

あと、液切れもすごくいい。粘度が高いオイスターソースは、結構液だれしやすいんです。張り切って料理するときならさっと拭けるけど、疲れているときや限界のときはそれすら面倒に感じてしまうんですよね。忙しいときにも、料理をする気力が残ってないときにも、ストレスなく使えることは意外と大事な要素だなと思います」

また、実際に限界麺のタレを作るなかで気づいたこともあるのだそう。

東山さん「最初、麺100gに対して『Cook Do®』オイスターソースを小さじ2杯入れたら味が濃くなりすぎてしまって、小さじ1杯まで減らしてみたんですね。僕の感覚的には『さすがに少なすぎるのでは?』と思ったんですが、実際に食べてみたらこれがちょうどよくて! 『Cook Do®』オイスターソースはうま味が強いおかげで、少量でも味がばっちり決まるんだろうなと思います」

使い方もさまざまな「限界麺」特製ダレ、ぜひお試しください!

タレは多めに作り置きしても便利。冷蔵で保存できます。
タレは多めに作り置きしても便利。冷蔵で保存できます。
  • 執筆
    ひらい めぐみ
  • 撮影
    佐々木 孝憲
  • 編集
    長谷川 賢人