野菜を惜しみなく使った濃厚ポタージュ「クノール®贅沢野菜®」。なかでも、その年の夏に北海道で収穫したスーパースイートコーンを使った<北海道スイートコーン>今夏採れたてヌーヴォーコーンは、一年に一度だけ登場する数量限定商品です。
今回、その味を試していただいたのは、エッセイストの大平一枝さん。市井の人々の台所を訪ね歩く連載を14年にわたって続けていらっしゃいます。数えきれないほどの食卓を見てきた大平さんに、この夏、「クノール®贅沢野菜®」*をお届けしました。
「ひと口目でびっくりしました」と話す大平さんと、開発担当の河原さんが対談。暮らしのなかにどんな変化があったか、語り合っていただきました!
*取材前および取材時(26年8月)にご試食いただいた<北海道スイートコーン>今夏採れたてヌーヴォーコーンは昨年製造のものとなります。
「クノール®贅沢野菜®」北海道スイートコーン 今夏採れたてヌーヴォーコーン


インタビューした人
大平一枝さん
1964年生まれ、長野県出身。編集プロダクションを経て、独立。市井の生活者を描くルポルタージュ、失くしたくないもの・コト・価値観をテーマにしたエッセイを執筆。著書に『東京の台所』(毎日新聞出版)、『注文に時間がかかるカフェ 』(ポプラ社)、『こんなふうに、暮らしと人を書いてきた』(平凡社)、『人生フルーツサンド』(大和書房)、『ある日、逗子へアジフライを食べに』(幻冬舎)ほか。今夏、「クノール®贅沢野菜®」を初めて体験。執筆の合間の16時に飲むのが楽しみに。

D2C事業部 開発マーケティンググループ
河原那緒さん
「クノール®贅沢野菜®」開発担当。業務用商品の営業を経験したのち、現在はD2C商品の開発に携わる。管理栄養士で、「クノール®贅沢野菜®」のアレンジレシピの開発も担当。<北海道スイートコーン>今夏採れたてヌーヴォーコーンは、黒こしょうをトッピングしてアレンジするのがお気に入り。
「スープ」というより「ポタージュ」。ひと口目に感じた驚き


河原さん「今日はどうぞよろしくお願いいたします。ご試食いただいた感想を教えていただけますか?」

大平さん「ひと口目でちょっとびっくりしたんです。勝手にさらっとしたスープだと思って口に入れていたので、『あれ?』と思ってパッケージを見直したら、『ポタージュ』って書いてあるんですよね。とろりとした口当たりで、思っていたものとまるで違って。
粉末のコーンスープには、子どもが小さかったころ、ずいぶん助けられたんです。だから今回も、あのときの感覚で飲んでみたら全然違うジャンルのものでした。コクがあって、飲むというより食べ応えがある。とうもろこしの味がそのままダイレクトにくる感覚がありました」


河原さん「ありがとうございます。お客様からも『野菜をそのまま食べている感じがする』というお声をよくいただきます」

大平さん「まさにそれです。食材を食べている感じ。もともと知っていたカップスープとは別のものとして受け取ったほうがいいんだな、と最初に思いました」
収穫から24時間以内。「ヌーヴォーコーン」がフレッシュな理由

河原さん「その濃さの理由は、大きくふたつあります。ひとつは、コーンパウダーの量です。『クノール®』では、野菜本来の風味がしっかりと感じられるように、こだわりの製法で野菜をパウダーにしているのですが、『クノール®贅沢野菜®』<北海道スイートコーン>今夏採れたてヌーヴォーコーンは、『クノール®カップスープ』<コーンクリーム>の2倍の量のスイートコーンパウダー(一杯あたり)を使っています。
もうひとつは、鮮度です。『今夏採れたてヌーヴォーコーン』は、その年の夏に北海道で収穫したとうもろこしを使っています。実は今(※26年8月)、まさに収穫の真っ最中。収穫したとうもろこしは24時間以内にパウダーにするんです」


大平さん「収穫からすぐに加工することで、実際に味が違ってくるんですか?」

河原さん「はい、はっきり違います。とうもろこしは、収穫してからも自分の体内の糖分を使って生き続けているので、時間が経つと甘味が落ちてしまうんです 。採れたてに近い状態ですばやくパウダー化するために、とうもろこし専用ラインで製造しています。
2025年からは、『フレッシュパウダー製法』という当社独自の製法も導入しました。コーンパウダーは光や熱、酸化によって風味が飛んでしまうので、 スープに仕上げるときに、コーンパウダーにかかる熱の負荷を最小限に抑えることで、素材本来の味をより感じていただけるように進化しています」

大平さん「正直に言うと、粉末スープに『鮮度』という発想を持ったことがありませんでした。でも今回、ご依頼いただいた際に『今年の分は、まだ収穫中のため、昨年のものをお送りします』と書いてあるのを読んで、ヌーヴォーという言葉に嘘がないんだな、と驚いたんです」

河原さん「旬を味わっていただくというところを、いちばん大切にしている商品なんです。8月から9月にかけて収穫しているとうもろこしがスープになるのは9月の後半ごろなので、今回大平さんにお試しいただいたのは、昨年の夏に収穫した分です。作る量が増えると、どうしても時間がかかって鮮度を保証できなくなってしまうため、数量限定で、通販だけの販売にしています」
「書いてあるとおり」に作ってみたら、15秒がごほうびになった


大平さん「実は、今回、袋の裏に書いてあるとおりに作ってみたんです。普段は、お湯をじゃばじゃば入れて、薄くしてみたりと、適当に混ぜちゃうんですけど、今回はお湯を150mlはかって注ぎ、15秒間混ぜました」

河原さん「そうしたいと思われたのは、どうしてですか」

大平さん「商品名に『贅沢』とつくくらいこだわって作られたものなんだろうなと思ったら、その味をそのまま享受したいと思ったんです。仕事柄、ものを作る人に会うことが多いのですが、そのたびに、作り手のこだわりはあるのに、それがエンドユーザーまで届ききらないこともあるのを、もったいなく感じていました。だからこそ、一度、書いてある通りにきちんとやってみようと思って。そうしたら、たしかにおいしくて。
15秒って数えると意外と長いんですよね。でも、その待った分の『間』も含めて、ごほうびだと感じたんです」


河原さん「待っている時間もごほうびなんて、励みになります」

大平さん「こうして丁寧に飲む時間が持てるのは、贅沢なことですよね。取材で台所を訪ね歩いていると、加工食品を使うことに罪悪感を抱いている方がたくさんいらっしゃるんです。SNSで華やかな手料理の投稿ばかりが目に入るからでしょうか。その罪悪感はむしろ強くなっている気さえします」

河原さん「お湯を沸かすのも面倒なときがありますし、食器を洗うのだって大変です。それらをやっていても、自分を認められないことってありますよね」

大平さん「もう十分やっていますよ、と思うんです。そういう方々は粉末のスープを食卓に出すことに罪悪感を持たれるかもしれませんが、『贅沢野菜®』は雑にすませている感じがない。むしろ、自分のために選びたいと思えるスープだと感じました」

甘いものと入れ替わった、16時の一杯

大平さん「実は少し前まで入院していて、退院したばかりなんです。それでいて、著書の締め切りを月末に控えていて。とにかく書かなくちゃいけないので、最近は一日を三部制にしています。10時から13時、14時から16時、少し休息をはさんで16時から20時、と。
その16時の休息で、必ずお腹が空くんですよ。これまではそこで甘いものをつまんでいました。でも食事管理をお願いしている栄養士さんには『お菓子よりもご飯を食べてください』と言われていて。そこで『贅沢野菜®』をいただくようになりました。カンパーニュのような形の低糖質パンを細長く切って、浸しながら食べるとそれでちょうどいい軽食になるんです」

河原さん「甘いものから置き替わったというのは、私たちにとってもうれしいお話です。満足感はいかがでしたか?」


大平さん「甘いものをつまんでいたときとは、まったく違います。罪悪感がないのがいいですよね。お野菜をとった、という気持ちになるんです。甘いお菓子って、一つ食べたら次も食べたくなるじゃないですか。チョコレートなんて、絶対に一粒では止まらない。そして、食べたあとにちょっと悲しい気持ちになる」

河原さん「お菓子だとながら食べになりがちですよね」

大平さん「そうなんです。でもスープは、“ながら食べ”ができないですよね(笑)。仕事の手を止めて、スープと向き合って、香りも含めて、飲むことに集中させられる。それがいいなと思いました。
糸寒天を入れたアレンジも好きです。細く縮れているからスープによく絡んで、麺みたいになるんです。小腹を満たすのにちょうどよくて、気に入っています」

「心」が忙しい人にこそ、届いてほしい


大平さん「60代を過ぎると、子育てからは離れて、自分の時間は増えます。でも、親の具合が悪いとか、同世代の友人が病気になったとか、何かしらあるんですよね。何もない人が、いなくなってくるんです。
以前取材でお会いした方は、お子さんたちが巣立って、これからご夫婦で海外旅行にでも、と思っていたら、娘さんとお孫さんが戻ってきて同居することになった。外から見たら悠々自適だけど、ものすごく『心』が忙しい、と。そういう人は、たくさんいると思います。
そんなときに、スープを混ぜる15秒のあいだに深呼吸ができたらいいなって思うんです。袋に『北海道』と書いてあるのもいいですよね。どこで作ったかわからないものじゃない。季節がそばに来る感じも贅沢な気持ちにさせてくれます。粉末のカップスープを人にさしあげることって、あまりないと思うんです。でもこれは、スープを飲む贅沢な時間まで含めてさしあげている感じがするので人に贈るのにいいですよね」

河原さん「『心が忙しい人』という言葉が、しっくりきました。物理的に忙しいわけではないけれど、心が忙しい。そういう方にも小休止をプレゼントするような商品でありたいと、あらためて思います」

大平さん「退院した日にこれを飲んだとき、『帰ってきたな』と思ったんです。病院食も凝っていておいしかったんですけど、あれは集団のために作られたもので。これは私だけのための一杯だった。この先どうなるんだろうということばかり考えていたのが、これを飲んでいる間は、自分の内側に戻ってこられるんです」

河原さん「素敵な言葉をありがとうございます。『クノール®贅沢野菜®』<北海道スイートコーン>今夏採れたてヌーヴォーコーンが完成しましたら、ぜひ今年の味もお試しいただけるとうれしいです」

取材の終盤、大平さんが入院生活のことを振り返りながら「15秒待って、自分の好きな器で、ときには好きなブレッドを浸して。そうやって自分で工夫しながら飲む時間が味わえるのは、幸せだなと思います」と話してくださったのが印象的でした。
150mlのお湯を注いで、15秒間混ぜる。たったそれだけのことですが、待つ時間も、味わう時間も含めて、一日のなかのささやかな贅沢になりそうです。心が忙しいと感じている方こそ、その15秒が、心地よいひと呼吸になるかもしれません。
数量限定の「クノール®贅沢野菜®」<北海道スイートコーン>今夏採れたてヌーヴォーコーンは現在販売中! 年に一度の特別な味わいを、ぜひ体感してくださいね。
「クノール®贅沢野菜®」北海道スイートコーン 今夏採れたてヌーヴォーコーン

※コメントは大平さん個人の感想です。感じ方には個人差があります。

