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「おうちトラベル」営業マンが今こそ実現したかった想い

「おうちトラベル」営業マンが今こそ実現したかった想い

2021/10/28

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こんにちは!「AJINOMOTO PARK」編集部です。

なかなか遠出しにくい時期が続き、いつもの料理もちょっとマンネリ気味…。そんな中でも、おウチで旅行気分を味わって、みなさんに「食べること」を楽しんでほしい!そんな長野営業所のメンバーが自ら動いて実現した「おうちトラベル」という企画が全国に広がっています。

その噂を聞き、編集部は長野へ!企画のきっかけや実現するまでの苦労や想いはもちろん、自宅で「おうちトラベル」をより楽しむ方法も聞きました。おうちごはんを楽しむヒントに♪

インタビューした人

東京支社 関東支店長野営業所

清水 賢人 さん

佐賀生まれの大阪育ち。長野県内のスーパーマーケットを担当。学生時代から旅行が趣味で、45都道府県を制覇!あと2県も早く訪問したいです。

  1. きっかけは「自粛生活のつらさを解消したい!」
  2. にぎやかな売り場が話題に!生活者に寄り添った企画が成功
  3. 担当者に聞いた「おうちトラベル」をさらに楽しむコツ

01
きっかけは「自粛生活のつらさを解消したい!」

——はじめに「おうちトラベル」はどのような企画なのか教えてください。

「おうちトラベル」とは、ご当地メニューやB級グルメなどをご自宅で気軽に作っていただける、旅行ガイドブック型の無料メニューブックです。スーパーマーケットさんに依頼して、商品売り場に置かせていただいています。

無料の冊子とはいえ、レシピや魅力的な観光情報をなるべく多く掲載して、情報が充実するよう工夫しているのが特長です。

——この企画はどうやって生まれたのでしょうか?

アイデアのヒントが生まれたのは2020年8月ごろ。当時は自粛期間が予想よりも長くつづき、おうち時間をつらく感じるようになっていました。「自分たちでもそう感じるのから、生活者のみなさんも同じ想いかもしれない」、「自分たちのできることで、みなさんのおうちごはんを応援できないか」と議論を重ねました。

そのときにメンバーの永田さんから「『おうちトラベル』や『おうちカフェ』など、自宅での『空間』そのものを楽しめる企画はどうかな?」と提案が。永田さんもおうち時間をどうやったら楽しくできるのか悩んでいたそう。

今までは「中華フェア」や「野菜をたくさん食べられるフェア」など明確な企画を出すことが多かったのですが、おうち空間そのものを楽しく企画するのは新しいよね!とメンバーで盛り上がり、本格的に「おうちトラベル」を進行させることになりました。

——なぜ旅行にフォーカスし、メニューブックをガイドブック型にしたのですか?

自粛期間になかなか行けないのが旅行だったからです。私自身も45都道府県を制覇している大の旅行好きなので(笑)。旅に出たくてウズウズしていたんですよね。

自粛期間中は、ぜひ「おうちトラベル」を参考にして、おうち時間を楽しむきっかけにしてほしい。そして旅行に行けるような環境になったら、実際にその土地に足を運んで、その土地のグルメを楽しんでほしい。そんな想いを込めて、メニューブックをガイドブック型にしました。

旅行って、ガイドブックを見ながら計画を立てるところからもう楽しいと思うんです。今回、「るるぶ」さんのご協力もいただいて、観光地やグルメの情報も盛りだくさんにすることができました。このメニューブックで、みなさんの気持ちが上がって、楽しんでもらえるとうれしいです。

——企画を実行するまでに苦労した点を教えてください。

ひとつの営業所発信で、ここまで大きな企画を実現することって、社内ではなかなか事例がなくて。企画が生まれた段階から、実際にメニューブックを作ってスーパーマーケットの売り場に置いて…という流れがすべて手探りだったので、正直なところ苦労続きでした(笑)。一緒に企画を形にしてくれるデザイナーさんも自分でさがしたんです。「これだ!」という方に出会えたときには、心の中でガッツポーズしていましたね。

でも、苦労もありましたが、自粛生活で困っているみなさんに早くお役立ちがしたくて。どんなに大変でも、スピード感はどうしても大事にしたかったんです。

02
にぎやかな売り場が話題に!生活者に寄り添った企画が成功

——企画を担当先のスーパーマーケットに持っていったときの反応は?

私が担当しているスーパーマーケットさんには、アイデア段階で相談しにいきました。「前向きな企画でいいね!」と共感していただけて、メニューブック作りにも協力してくださったんです。みなさんにお役立ちできるものにしたかったので、ご意見はとてもありがたかったですね。

実際に企画提案をはじめたときも、たくさんのスーパーマーケットさんから「いいですね!やりましょう!」という声をいただきました。たくさんの方に「おうちトラベル」を届けられることになって、うれしかったです。

——実際にスーパーマーケットの売り場では、どのようにメニューブックを置いたのでしょうか。

基本的には、当社商品をまとめた特設売り場に置かせていただきました。生活者のみなさんに「おうちトラベル」を楽しんでもらうには、まずメニューブックを手にとってもらう必要があります。

そこでなるべく売り場が目立つように、にぎやかにポップや風船などを配置。お店の担当者さんの工夫がすごかったですね。おもちゃの電車で飾りつけしてくださったお店もあって、私もびっくりしました。「この売り場だけ、旅行代理店みたいだよね!」と言われたことも(笑)。

左:綿半スーパーセンター須坂店、右:長野県内スーパーマーケット

——生活者のみなさんからの反応はどうでしたか?

とても好評で、普段置いているメニューブックと比べて5倍〜10倍の速さで飛ぶようになくなりました。

売り場で、お子さん連れのお客様に話を聞かせていただいたことがありまして。なぜメニューブックを手に取ったのかうかがうと「見たことのない売り場だったから、なんだろうって。楽しそうだったので、ついメニューブックを手にとりました」とのこと。

実際におウチで、ご当地グルメを作って楽しんでいただけていたらうれしいですね。

——社内でもこの企画が話題になったとうかがいました。今後の展開も教えてください。

ほかのエリアからも「ぜひやりたい!」と声をたくさんいただきました。生活者のみなさんに寄り添った企画だったことがよかったのだと思います。

現在は「おうちトラベル」第2弾を制作中。すでに「鍋特集特別版」は9月にリリースしており、11月には新しい「全国集約版」をお届けできる予定です。

さらに実は、「おうちトラベル」海外版の企画も進行しています!こちらも内容を盛りだくさんにする予定なので、ぜひおウチで海外グルメも楽しんでいただきたいですね。

またこの先コロナが収束したとしても、旅行が特別なものであることには変わりないと思います。だからこそいつまでも、「おうちトラベル」を通じて日常から旅行気分を提供できればうれしいです。

03
担当者に聞いた「おうちトラベル」をさらに楽しむコツ

——清水さんオススメの「おうちトラベル」メニューはなんでしょうか?

私のイチオシは、第2弾のメニューブックに掲載予定の「たこ焼き粉で作る明石焼き」です。私は大阪出身で、たこ焼きも好きなのですが、卵が入ってふわふわっとした食感を、だしでシンプルに楽しめる明石焼きも大好物なんです。

このレシピの主な材料は、たこ焼き粉と卵、そしてたこ。少ない材料でご当地グルメが楽しめます。ぜひ作ってみてくださいね!

——「おうちトラベル」をさらに楽しむコツはありますか?

私の工夫で恐縮ですが(笑)。テレビや動画サイトで各地の映像を見ながらその土地のグルメを食べたり、過去に旅行した場所の写真を整理しながら、以前食べた料理を再現して作ってみたりするのがオススメです。

さらに私はもっと旅行気分を出すために、100円均一のお店で赤いランチョンマットと小さな円卓を買って、食卓を「中華街風」にして中華料理を楽しんでみました(笑)。

ぜひ試してほしいのが、料理を楽しんだあとに、その土地の入浴剤を入れてお風呂に入ること!ちょっとした工夫で、おウチが旅先のように変わるので、ぜひお試しくださいね。

ひとつの営業所から始まった「おうちトラベル」企画。少しでもおうち時間を楽しんでほしいという想いがみなさんに伝わって、楽しんでいただけるとうれしいですね。

お近くのスーパーマーケットで、ガイドブック風のメニューブックを見つけたら、ぜひご当地メニューを作って、ご自宅で味わってみませんか。

そしてお気に入りのメニューや観光地を見つけたら、ぜひいつの日か「おうちトラベル」を片手に旅行を楽しんでくださいね♪

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