こんにちは!「AJINOMOTO PARK」編集部です。
味の素社の商品を活用したレシピを日々発信している編集部員一同ですが、ネットでリサーチしていると「その発想はなかった!」と思わず唸ってしまうアイデアに出会うことが少なくありません。
こちらのコーナーでは、そんなユニークな情報を発信してくださる方々にお話をうかがって、味の素社員も気づかなかったとっておきの活用術をご紹介。第7回目にご登場いただくのは、料理家・フード系ライターのむっちんさん☆
「おうちでも本格的なエスニック料理を作ってみたいけど、ちょっとハードルが高い……」と思っている方必見♪
今回はエスニック料理が大好きで、東南アジアを中心に旅をし、中でもタイには10回以上訪れたというむっちんさんに、日本で手軽に手に入る調味料で作る秘伝の「ガパオのたれ」と、そのたれでつくる「シーフードガパオ」をご紹介いただきます!
インタビューした人
料理家・フード系ライター
むっちん(横田睦美)さん
パティスリーに就職後、料理道具専門店や食品メーカー勤務を経て、料理家として独立。SNSやレシピサイトへの料理投稿やwebメディアでのコラム執筆で活躍。著書に『むっちんさんの極上だれでパパッとごはん』。
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- 本場屋台の味を再現!エスニック感満載のガパオライス♪
- つゆだくでご飯が進む♪「シーフードガパオ」の作り方
- 編集部でも試してみた!
01本場屋台の味を再現!エスニック感満載のガパオライス♪
——味のカギとなる「ガパオのたれ」の開発には長い時間をかけたそうですね。
もともと東南アジアへ旅行するのが好きで、よく現地のお店を食べ歩きしていました。中でも辛さ、酸味、甘みのバランスがクセになるタイの食文化に魅了されて!
旅先で食べた料理を日本でも再現できないかなと、日本国内で手に入る調味料で再現するようになり、何度も試行錯誤を重ねて納得のいく味の「ガパオのたれ」を作ったんです。
タイ料理の甘味や酸味をうまくまとめる為には、うま味が重要だと考えています。手軽にうま味を足して現地の味に近づけるには、うま味調味料「味の素®」が欠かせない存在!現地でも料理に使用しているところをよく見かけるほど、タイ料理ではお馴染みの調味料なんです。なので、この”たれ”にも「味の素®」を入れているんですよ。
そのほか、ナンプラーや「Cook Do®」オイスターソース、「丸鶏がらスープ」を入れることで、コクとうま味をプラス。そこに砂糖を加えることで、味にまとまりが出るようにしました。具材を変えても味がブレずに安定するので、本当にオススメの”たれ”です!
——ガパオライスといえば、ひき肉が一般的のように感じますが、いかを使用されるんですね。
確かに、日本ではひき肉と野菜を炒めてご飯に添えた「ガパオライス」がメジャーですよね。でも、タイではひき肉以外の食材として鶏肉のそぎ切りや、海に囲まれているので、いかやエビをナンプラーやオイスターソースで炒める「シーフードガパオ」も一般的なんです。今回は、タイでもよく食べられている「いか」を使用したガパオのレシピをご紹介します。
——おいしく作れるコツを教えてください!
ささっと短時間で作るのがポイントなので、あらかじめ調味料を混ぜ合わせて、たれを作っておくと良いですよ!味付けのベースとなるたれが用意できれば、炒める時にとても楽なんです☆
また、東南アジアの炒めものは、油と調味料を多めに使用するのが特徴です。今回のレシピでも、いつもより油を気持ち多めにすると、より現地の味にグッと近づく1品に仕上がりますよ♪
02つゆだくでご飯が進む♪「シーフードガパオ」の作り方
食べやすく切った具材をガパオのたれと合わせて炒めるだけ!さっそくレシピをチェックしていきましょう! まずは味の基本となる「ガパオのたれ」をご紹介☆万能なので、まとめて作ると良いとのこと!
材料&調理手順
ガパオのたれ(4人前)
- ナンプラー
- 大さじ3
- 砂糖(あればきび砂糖)
- 大さじ2
- しょうゆ
- 小さじ2
- うま味調味料「味の素®」
- 小さじ1~小さじ1 1/2
- 「Cook Do®」オイスターソース
- 大さじ1 1/2
- 「丸鶏がらスープ」
- 小さじ2
- ぬるま湯
- 大さじ3
調味料を混ぜ合わせて、ガパオのたれを作る。
続いて、万能な「ガパオのたれ」を使ってつくる☆絶品「シーフードガパオ」のレシピをご紹介♪
材料&調理手順
シーフードガパオ(1人前)
- いか(胴)
- 1杯(約130g)
- 玉ねぎ
- 1/2個
- 赤パプリカ
- 1/6個
- にんにく
- 1かけ
- スイートバジルの大葉
- 7~8枚
- 赤唐がらし(好みで)
- 1本
- (A)「ガパオのたれ」
- 大さじ2
- (A)ぬるま湯
- 大さじ1 1/2
- (A)「丸鶏がらスープ」
- 少々
- サラダ油
- 大さじ1 1/2
- ごま油(仕上げ用)
- 適量
- ジャスミンライス・もしくはご飯
- 170g程度
-
材料を用意する。
いかは皮をむいて表面に格子状に切り込みを入れ、食べやすい大きさに切ったもの。もしくは、小ぶりのいかなら輪切り、または冷凍のいかでも代用可。 -
玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、赤パプリカは5ミリ幅に切る。にんにくは皮をむいてつぶす。
-
熱湯に塩少々(分量外)を入れ、いかの色が変わる程度にさっとゆでる。※ゆですぎると固くなるので注意する。
-
フライパンに油とにんにくを入れて弱火で熱し、油ににんにくの香りを移す。(1)の玉ねぎ・赤パプリカ、お好みで半分にちぎった赤唐がらしを加えて中強火でさっと炒める。
-
(2)のいかと(A)を加えて全体を炒める。
-
バジルをちぎりながら加え、さっと炒め合わせたら、ごま油をひと回しする。
-
器にジャスミンライスをよそい、(5)をかける。
03編集部でも試してみた!
海外旅行気分を味わいたい編集部宅でも、さっそくシーフードガパオに挑戦!
今回は、冷凍のいかでチャレンジ!いかを湯通しするひと手間でやわらかい食感に仕上がりました♪
ジャスミンライスの代わりは、冷凍ご飯で。炊きたてのごはんよりも冷凍ご飯のほうが、ジャスミンライスの食感に近くなるそう。
一口頬張ると、口の中にエスニック特有の香りが広がります。ぷりぷりのいかと、シャキシャキの玉ねぎ、パプリカの異なる食感も楽しい♪「味の素®」が効いているのか、家ではなかなか出せない本格的なガパオの味がいまここに…!
具材はシーフードのほか、豚肉や鶏肉に代えて楽しめるので、一気にレパートリーが広がりそう!
ぜひご家庭で試してみてくださいね。