包丁も火も使わず、できるだけラクに食事をすませたい。でも、忙しいときこそ、ちゃんとおいしくて身体にやさしいものが食べたい。そんな「ラク」と「ちゃんと」の両立を目指して生まれたのが、冷凍宅配弁当 「あえて、®」です。
ご飯とおかずが一緒になった“一食完結型”のお弁当で、食べるときは容器ごと電子レンジで温めるだけ。栄養面はもちろん、おいしさにもこだわっています。
「あえて、®」は、どのような発想から生まれ、形になっていったのでしょうか? 商品担当者の長野さんに、開発の背景を聞きました。

長野 絢子さん
2024年入社。以来、「あえて、®」の販売マーケティングを担当。食べることが大好きで、夜寝る前に「明日は何を食べよう」と考えるのが幸せな時間。「あえて、®」のファンを増やすために、まずは自分が一番のファンでいたいと思いながら、魅力をお伝えできるように頑張っています!
妥協ではなく、“あえて”選びたくなる冷凍弁当を目指して

——長野さん自身は、忙しいときに食事を用意するたいへんさを感じることはありますか?

長野さん「すごくあります。もともと料理をすることが好きなので、普段はよく自炊するんですよ。でも仕事が忙しいと、どうしても料理する時間がとれなくて…。
特に困るのが、在宅勤務中のお昼ごはんです。ちゃんと作ると、それだけで『あれ、もう休憩終わる!?』みたいな(笑)。それで結局、麺だけで済ませたり、外食に頼ったりして、それが続くと栄養バランスに不安を感じることもあって。同じような話は同世代の友人や同僚からもよく聞きますし、年齢や暮らし方に関わらず、食事の悩みってつきものなんだなと感じます」
——そうした悩みが、「あえて、®」につながったのですね。

長野さん「共働き世帯が増える中で、『忙しいときでも手軽に食べられて、ちゃんと栄養も摂れる食事がほしい』というお客様の声がありました。そこで、忙しい日でも手軽にいろいろな食材を摂れる形を考えたときに、温めるだけで食べられる冷凍弁当がぴったりだと考えたんです。
お弁当BOXをレンジで温めるだけという商品だからこそ、『忙しいから仕方なく食べる』ではなく、『これがいいから選んだ』と思ってもらえる品質を目指して、まぜご飯と彩り豊かな和洋中のおかずで、一食としての満足感もしっかり追求しました。
味の素社が培ってきた冷凍技術を活かし、栄養バランスやおいしさにはとにかく徹底的にこだわっています。調理の手間を省いて、自分や家族のために使える時間を増やす。そんな“手抜き”ではなく、“手間抜き”ができる商品を目指したんです」

手軽さも、おいしさも。細部までこだわった一食
——究極の“手間抜き”がコンセプトとのことですが、まず「手軽さ」の部分では、どんなことを意識したのでしょうか?

長野さん「ご飯とおかずを一緒に温められる『一食完結型』に挑戦しました。1回のレンジ加熱で温められるようにしたかったのですが、加熱ムラが出やすく、技術的に実現するのが意外と難しくて…。
企画が走り出した当初は、ご飯とおかずが一緒になった冷凍弁当はまだ一般的ではなく、全国各地を回って、協力してくれるパートナー企業を探し、ようやく形にすることができたんです」

——栄養バランスについては、どのようなこだわりがありますか?

長野さん「『冷凍食品だと栄養バランスまで気にかけるのは難しそう、というイメージを覆したい!』と思って、1日の摂取目安の3分の1の野菜を摂れるように。さらに、食物繊維は7g以上、食塩相当量は2.3g以下を目標にしています※。
ただ栄養バランスだけを優先すると、どうしても薄味で物足りない印象になりがち。そこで、スパイスの香りを活かすなど、食塩相当量に配慮しながらも満足感がある味わいに仕上げました」
※1 1⽇当たりの摂取⽬安量は、栄養素等表⽰基準値(18歳以上、基準熱量2,200kcal)に基づく
※2 厚⽣労働省推進・健康⽇本21の野菜摂取⽬標量(1⽇350g)に基づく
※3 実際の商品毎の栄養成分値は、原材料等の要因により前後致しますので、各商品ページにてご確認ください
——ご飯も白米ではなく、すべてまぜご飯になっていますよね。

長野さん「そうなんです。せっかくお弁当を買うなら、家ではあまり作らないような、ちょっと凝ったご飯がうれしいですよね。まぜご飯だけでも今は20種類ほどあって、主菜や副菜との相性を見ながら組み合わせています」
——まぜご飯だけでも20種類! メニュー自体もかなり増えているんですね。

長野さん「そうですね。発売当初からほぼ毎月のペースで新しいメニューを追加し、今やおよそ60種類まで増えています。選択肢が多いほうが、『今日はどれにしようかな』と選ぶ楽しさにもつながりますから。
メニュー開発では、お客様の声をかなり参考にしています。『魚のメニューをもっと増やしてほしい』という声を受けて魚料理を増やしたり、『家では作れないものが食べたい』という声からルーローハンを追加したり。
ちなみに、私が好きなメニューは『磯辺七味から揚げ、根菜の中華風まぜご飯』。 ひとひねりある磯辺七味の風味が効いたから揚げと、おこわのようなまぜご飯がおいしいんです。このまぜご飯は好きすぎて、おにぎりにしたいくらいです(笑)」

「あえて、®」を、もっと堂々と選べるものに

——長野さんご自身は、どんなときに「あえて、®」を利用していますか?

長野さん「仕事が忙しい日によく頼っていますね。それから、ひとり暮らしをしている大学生の弟にも送っています。彼が普段あまり自炊をしないことを母が心配していて(笑)。『今月はこの日に送るね』とか『どのメニューが好きだった?』みたいなやりとりが、ちょっとしたコミュニケーションにもなっています」
——仕送りのような使い方ですね。

長野さん「そうなんです。実は、お客様の中には、そういうふうに家族に送っているという方も多いんですよ。
以前お話を聞いた60代の男性は、80代のお母さまに『あえて、®』を送っていらっしゃって。『この商品なら食べてくれることに安心するし、母と会話する機会も増えた』と言ってくださったんです。そういうふうに、食事をきっかけに家族のコミュニケーションが生まれているのはうれしいですね。
忙しく働く方から、買い物や料理が体力的にたいへんになってきたご高齢の方まで、本当にいろいろお客様に使っていただいています」
——どんなときに、「あえて、®」を手に取ってほしいですか?

長野さん「『あえて、®』の『、』には、ふと立ち止まって自分のための時間をつくってほしいという願いを込めているんです。忙しいときこそ、調理の手間を省くことで、自分や家族のために使える時間を増やしていただけたらと思っています。
以前、子育てをしながら働くお母さんから、『いつもこの商品にすごく助けられているから、味の素さんがこの商品を世の中の当たり前にしてください』と言っていただいたことがあります。そこまで期待してくださる方がいるならもっと頑張らなきゃって、励みになりますよね。
お客様からは『冷凍弁当を使っていることを周りには言いづらい』『後ろめたさを感じる』という声も寄せられます。いつかこんないいものを食べているんだよって人に話したくなるくらい、『あえて、®』を選ぶことが当たり前になっていたらうれしいです」
