香りを突き詰めた麻婆豆腐。「Cook Do®」<極 華辣(ホアラー)麻婆豆腐用>ができるまで

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2026.09.29
香りを突き詰めた麻婆豆腐。
「Cook Do®」<極 華辣(ホアラー)麻婆豆腐用>ができるまで

いつもの麻婆豆腐とは少し違う、本格的な一皿をおうちで楽しみたい。そんな気分に応える新ラインナップとして、「Cook Do®」極(プレミアム)シリーズから「Cook Do®」<極 華辣(ホアラー)麻婆豆腐用>が登場しました。  

目指したのは、“香りを突き詰めた麻婆豆腐”。その味わいには、どのようなこだわりが込められているのでしょうか。商品開発を担当する徳永さんに、香りを生み出す味づくりの工夫と開発の裏側を聞きました。 

役割:インタビューした人 所属:味の素株式会社 コンシューマーフーズ事業部 メニュー食品グループ  名前:德永 拓弥さん さん

インタビューした人

味の素株式会社 コンシューマーフーズ事業部 メニュー食品グループ

德永 拓弥さん

2015年入社。東京支社で7年間、家庭用商品の営業を担当したのち、事業部へ。「鍋キューブ®」「Cook Do®きょうの大皿®」「スチーミー®」など複数ブランドを担当し、2024年から「Cook Do®」中華・韓国シリーズに携わる。「Cook Do®」極シリーズの好きな商品は、今回発売の「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>。 

なぜ香りが長く続く?秘密は、独自開発の特製辣油「香辣油(シャンラーユ)」

「Cook Do®」極シリーズが誕生したのは、2023年8月。“史上最高品質” “リミッター解除”を合言葉に、「大人が驚き、感動する中華」をコンセプトとして、黒いパッケージの「Cook Do®」<極 麻辣(マーラー)麻婆豆腐用>からスタートしました。 

そのシリーズに新しく加わったのが、「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>です。 

「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>のパッケージを持った写真
麻婆豆腐のパッケージといえば赤・黒のイメージが強い中、あえての「白」を採用。検討段階では既存ラインナップにない茶色・オレンジ・青系の案もあったものの、黒の既存商品と並んでも見劣りしない存在感と、「華やか」というコンセプトとの相性を重視して白に決定したそう
徳永さん

徳永さん「この商品のいちばんのポイントは、香りです。料理全体から香りが感じられて、食べ終わるまで長く続くこと。とにかくそこにこだわり、原料を一からつくりました。 

そうして生み出したのが、花椒や八角、シナモンといったスパイスの香りを油に移し込んだ、独自開発の特製辣油「香辣油(シャンラーユ)」です。油そのものに香りをまとわせることで、調理をはじめた瞬間から料理全体に香りが広がり、食べているあいだもその香りが続きます」 

徳永さんを話す様子

もうひとつのこだわりが、コクです。麻婆豆腐は「醤(ジャン)」と呼ばれる中華調味料が味の土台をつくる料理。ここでも配合の検討が重ねられました。 

ひき肉を炒めたフライパンに「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>のソースをかける様子
加熱をはじめるとふわりと届く華やかな香りは、花椒、八角、シナモンなどの香りを移し込んだ特製辣油「香辣油」によるもの
徳永さん

徳永さん「豆板醤と甜麺醤、そして豆豉(とうち)。この3種の中華醤を最適なバランスでブレンドするところにもこだわりました。既存商品の<極 麻辣麻婆豆腐用>は、辛さと痺れをしっかり楽しめるよう、花椒を別添えにしています。一方で、今回の新商品<極 華辣麻婆豆腐用>は、痺れの強さではなく、香りとコクをじっくり楽しめる味わいを目指しました。花椒はソースや香辣油に溶け込ませ、料理全体からふわっと香るように仕立てています」 

麻婆豆腐好きが集結!食べ歩きの末にたどり着いた、香り高くコク深い一皿

「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>の商品づくりは、あるお店の一皿から始まったといいます。 

徳永さん

徳永さん「開発チームは、麻婆豆腐好きが集まったメンバーなんです。みんなで市販品の麻婆豆腐を数十種類食べ比べたり、都内だけでなく関西にも足を運んだり。町中華からこだわりの専門店まで幅広く食べ歩き、試食を重ねました。 

その中で、あるお店の一皿を口にしたとき、全員が思わず顔を見合わせて『この方向性はいけるんじゃないか』と。それがまさに、香り高くコクの深い麻婆豆腐だったんです」 

徳永さんが話す様子

食べ歩きする中で目標とする味が決まるのは、実はいつものことではないのだとか。

徳永さん

徳永さん「いろいろなお店のものを食べても、目標にする味が決まらないことはよくあります。お店の味に寄せるのではなく、自分たちで新しくつくろう、という進め方になる場合もあって。今回のように明確にベンチマークとなるお店があるのは珍しいケースです」

目標が定まってからも、商品化への道のりは長かったようです。苦労した点は大きく2つ。1つ目は、やはり香りでした。 

 徳永さん

 徳永さん「今回のために特製の辣油を新しく開発したのですが、花椒や八角、シナモンの香りを移し込むバランスの見極めがほんとうに難しかったですね。八角が強すぎるとクセが出すぎてしまうし、逆に花椒が強すぎると、むせるような刺激になったり、痺れが前に出てきてしまう。これは違うな、と試行錯誤を繰り返しました」 

2つ目は、味全体の設計です。理想のバランスにたどり着くまで、かなりの試作を重ねたといいます。

麻婆豆腐をフライパンを使って調理する様子
「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>は、コクとうま味が感じられるよう、牛と豚の合い挽き肉の使用を推奨している
徳永さん

徳永さん「開発期間は1年ほどですが、その中で試作は原料だけで数十回行っています。商品全体では100回を超えていますね。研究所のメンバーと集まって、実食調査をしたり、開発室にこもって、何度も調理して試食を繰り返したりしていました」 

しかし、味の感じ方は、人によって違うもの。チーム全員が「これだ」と思える一点に向かっていくのは、簡単なことではないのだとか。 

徳永さん

徳永さん「納得していないと、みんな顔に出るからわかるんですよ(笑)。もちろんそのまま進めることもできてしまいますが、違うときは『違う』とはっきり言える、風通しのいいチームだからこそ、ここまでの味にたどり着いたと思っています」 

心が満たされる、新しいプレミアム麻婆豆腐

「Cook Do®」極シリーズには、すでに「Cook Do®」<極 麻辣麻婆豆腐用>があります。それでも、もうひとつ麻婆豆腐をつくったのはなぜなのでしょうか。きっかけは、お客様の声でした。 

「Cook Do®」<極 麻辣麻婆豆腐用> のパッケージ
黒いパッケージが印象的な「Cook Do®」<極 麻辣麻婆豆腐用>
徳永さん

徳永さん「『Cook Do®』<極 麻辣麻婆豆腐用>は、辛さと痺れによる高揚感を楽しめる商品として、発売以来、多くの方にご支持いただいてきました。一方で、お客様からは、『すごくおいしいけれど、辛くて自分には無理』『香りとコクを重視した麻婆豆腐が食べたい』という声も一定数あったんです。 

 そこで、辛さや痺れとは異なる魅力として、香りとコクで満たされる麻婆豆腐をこのシリーズからお届けできたら、さらに多くの方に手に取っていただけるのではないか。その日の気分や好みに合わせて、2つの麻婆豆腐を楽しんでいただけるのではないかと考えました」 

徳永さんが「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>のパッケージを持ちながら話す様子

ひとくちに麻婆豆腐といっても、辛いものや香りの立つもの、甘いものとさまざま。新商品の「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>は、辛さではなく香りの方向を掘り下げた商品として企画されました。

徳永さん

徳永さん「黒のパッケージの<極 麻辣麻婆豆腐用>は、痺れと辛さを楽しむ、高揚感のある麻婆豆腐。一方で、白いパッケージの<極 華辣麻婆豆腐用>は、香りとコクを感じる、心が満たされる麻婆豆腐です。高揚感と、落ち着き。そこに違いがあるかなと思います」 

発売前の社内試食では、思わぬ結果が出たそうです。 

徳永さん

徳永さん「『麻辣のほうが好き』という人と『華辣のほうが好き』という人が、ちょうど半々くらいに分かれたんです。すでに多くの方に支持いただいている<極 麻辣麻婆豆腐用>と渡り合える商品ができたんだなと、すごく自信になりました」 

調理した麻婆豆腐の香りを嗅いでいる徳永さんの様子
徳永さん

徳永さん「ちなみに僕自身は辛いものがそこまで得意ではないのですが、<極 華辣麻婆豆腐用>はちょうどいい辛さだなと感じますね。先日家でつくったときに、2〜3人前あるので半分を冷蔵庫に入れておこうと思っていたんですが、箸が止まらず気づいたら全部食べてしまったぐらいです(笑)。辛さの感じ方はやはり個人差があると思うので、好みや気分に合わせて手に取っていただけたらうれしいです」 

「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>のパッケージを手に持っている様子
商品名に入っている「華辣(ホアラー)」とは、一般的に使われている中国語ではなく、香り高く華やかな辛さをイメージしてつくった造語なのだとか

いつもの食卓を少し特別に。おうちで楽しむ「本格中華」のススメ

「大人が驚き、感動する中華」がテーマの「Cook Do®」極シリーズ。その反響には、意外なものもあったそうです。

徳永さん

徳永さん「シリーズはもともと、単身の方や夫婦のみの世帯など、大人が自分たちのために本格中華を楽しむシーンを想定していました。お子さんにはなかなか食べられない辛さですし、クセもありますから。ただ、意外にも子どもがいる家庭でも食べてくださっていて。 

聞いてみると、普段は子どもに合わせて、家族みんなが食べられるおかずをつくっている。でも、ちょっと自分のストレスを発散したいときや、大人だけの食事になったときに『Cook Do®』極シリーズを食べて、すごく感動した、自分へのご褒美になった、と。そういうコメントをいただけたのはうれしかったですね」

そんな「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>を、どんなふうに食卓に取り入れるのがオススメでしょうか。 

白いお皿に盛り付けられた麻婆豆腐の写真
徳永さん

徳永さん「あまりシーンや状況を絞りたくはないんです。『大人の驚きと感動だけを考えた最高品質』というコンセプトなので、気分を上げたいときや、自分へのご褒美に。日頃の食卓で気軽に食べていただきたいですね。 

使う材料は豆腐とひき肉とねぎの3つだけ。家計に優しい食材だけでつくれますし、一人暮らしの方にも取り入れやすいんじゃないかなと思います」 

まずはそのまま味わうのがオススメとのことですが、お気に入りのアレンジも教えてもらいました。 

徳永さん

徳永さん「スーパーで売っている中華麺とひき肉を電子レンジで加熱し、そこにソースをそのまま加えて和えるだけで、汁なし担々麺のような一皿ができます。火を使わずに作れるので、暑い時期や時間をかけずにぱっと一品つくりたいときにもオススメですよ」 

徳永さんいちおしの麺メニューやアレンジレシピは、記事の最後でご紹介しています。 

笑顔の徳永さんの写真
徳永さん

徳永さん「高級中華料理店や麻婆豆腐の専門店って、日常的に行く場所ではないと思うんです。物価高の影響もあって、外食が前より少し特別に感じられる今だからこそ、お店で食べるような満足感を、ご家庭でも手軽に楽しんでいただけたらうれしいですね」

香りにとことんこだわり、独自開発の特製辣油「香辣油」からつくり上げた「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>。香り高くコク深い、麻婆豆腐好きがたどり着いた一皿を、ぜひ食卓で試してみてください。 

【「Cook Do®」<極 華辣麻婆豆腐用>を使ったレシピはこちら】 

  • 執筆/
    ひらい めぐみ
  • 撮影/
    三村 健二(GOOD TIME PHOTO)
  • 編集/
    塚原 美樹