「ほんだし®」や「丸鶏がらスープ™」、「味の素KKコンソメ」などを通じて、だしのおいしさを追求してきた味の素社から、18年ぶり(※)の新しい“だし調味料”として「休日だし。™」が2024年2月に登場!
<えびだし><きのこだし><ほたて貝柱だし>というリッチな素材を使った3種のラインナップが、日常のお料理をちょっと上質に、ちょっと楽しいものに変えます。
担当する二人から商品や素材へのこだわり、「休日だし。™」を使ったオススメレシピを聞きました!
インタビューした人
コンシューマーフーズ事業部シーズニンググループ
井上 直恵さん
「休日だし。™」などの家庭用製品の開発マーケティングを担当。子どもと一緒に料理するのを日課としている。だし調味料の新たな可能性を日々探求中。
インタビューした人
食品研究所 商品開発センター調味料グループ
山本 空さん
2022年キャリア入社。「Dashi-Cha®」の開発に携わり、現在は「休日だし。™」<えびだし>などの和風調味料製品開発を担当。家庭では二児の父として「こどもが求めるおいしさ」と「妻と自分が求めるおいしさ」を日々追及しながら、明るく楽しい毎日。
- 厳選された特別なだしで、休日のお料理をちょっと楽しく!
- アミノ酸で素材の味をアップ!味の素社だからこそのおいしさ
- 可愛く上質なパッケージが目印。家族も喜んでくれる料理を!
- 「休日だし。™」で、ライフスタイルにも彩りを
01
厳選された特別なだしで、休日のお料理をちょっと楽しく!
——「休日だし。™」は、どんな想いを込めて開発されたのですか?
井上さん:生活者のみなさまに、時間や心にゆとりがある休日にちょっとした贅沢や料理を楽しんでいただくために開発しました。仕事や家事・育児に追われていると、どうしても料理が楽しめないときがありますよね。
生活者調査では「料理は好きですか?」という質問に、「好きです」と答える方はほとんどいませんでした。「好きじゃないけど……普通かな」みたいに。本当はもっと楽しみたいけれど、「忙しいなかでつくらなければ」と感じてしまうし、品数と栄養バランスを考えるので手一杯。
私自身もそうでした。5歳の子どもがいて、毎日料理すること自体で精一杯で……料理を「好き」と自信を持って言えなくなっていたんです。どうすれば、もっとポジティブに料理と向き合えるかな、と考えたのも、「休日だし。™」が生まれたきっかけの一つですね。
休日くらいは「休日だし(だから)、ちょっと贅沢しよう」と思っていただきたいんです。
——料理の「だし」と、休日「だし」という気持ちが掛かっているんですね!
井上さん:そうなんです。いちから準備すると手間やお金もかかる素材を贅沢に使って、「えびのだしでみそ汁を作るとこんなに変わるんだ!」みたいに、気持ちが上がるような商品にしたくて。いつもの「おいしい」が、ちょっと新しくなる。そんな喜びを届けたいと思っています。
——3種類それぞれの特徴を教えてください。
山本さん:まず、<えびだし>は、えび特有の香ばしい香りとまろやかな甘味、深いコクを再現しました。えびは、種類によって煮出したときの味わいが異なるのですが、<えびだし>ではそれぞれの特徴を理解したうえで、「えび風味」と「うま味」の両立を目指し、特許出願した独自配合で作っています。
<きのこだし>は、様々な料理に使えるよう、香りは強すぎないけれどもしっかりとしたきのこの味や風味を目指しました。きのこ特有のうま味が強い当社独自のホワイトマッシュルーム粉末と、風味豊かなしいたけ粉末を使用した独自ブレンドによって再現しました。
<ほたて貝柱だし>は、国産ほたての干し貝柱とほたてエキスを贅沢に使って、やさしい風味と奥深いコクを再現しました。どんな料理にも合うように、ほたて貝柱のうま味やコクを引き出しながら、生臭みを抑えるようにしています。
02
アミノ酸で素材の味をアップ!味の素社だからこそのおいしさ
——どのように商品を作っていきましたか?
井上さん:生活者の声を聞きながら、「非日常のプレミアム感がありながら、色々な料理にも使えるだし」として、えび、きのこ、ほたて貝柱の3種類の素材を選びました。
それから、 味の素社に協力してくれるシェフにも試作に加わっていただき、様々な種類のえび、きのこ、ほたて貝柱から実際にだしをとって、味見をしながら目指すべき味を決定。試作品をいろいろなメニューで何度も試食して、和洋中どんなお料理とも相性が良い調味料に仕上げました。
——特にこだわった部分を教えてください!
井上さん:まず、だしの香りや風味を存分に感じられるために、だし素材を贅沢に使用しているところです。「休日だし。™」は当社既存風味調味料と比較して、だし素材を2~3倍も多く使用しているんです。食塩をなるべく控えながらも満足感があるだし調味料に仕上げています。
山本さん:それが実現できたのは、味の素社がもつ独自技術があったからです。味の素社はアミノ酸の研究を長年続けてきました。その成果の一つとして、だしが持つ“おいしさ”を構成するアミノ酸のバランスをデータ化しています。
たとえば、「えびの味を感じやすくするためには、どのアミノ酸を強めるべきか」といったノウハウがあります。アミノ酸の技術を掛け合わせることで、良質な素材を使いながらも、お求めやすい価格を実現することができました。
井上さん:また、「和洋中、その他のどんなメニューでも使えるだし調味料」であることも大事なポイントです。粉末状で溶けやすく、かけたり和えたりするだけで、バリエーション豊富に使えます!
03
可愛く上質なパッケージが目印。家族も喜んでくれる料理を!
——パッケージのこだわりはありますか?
井上さん:素材感・天然・自然のイメージを伝えるため、紙製のパウチにしたり、だし素材をイラスト化したりと工夫しました。キッチンに並べたくなくなる可愛さと、上質感の両方を演出しています。また、和洋中のどれにも偏らないよう、英字を入れ、横書きの「休日だし。」をあしらいました。
——実際に食べてみた生活者からの反応はいかがでしょう。
井上さん:発売前の「休日だし。™」の試食調査では、「家庭では出せない本格的な味が簡単にできた」「家族も喜んでくれそう」という声をいただきました。
頑張って作ったお料理をご家族が喜んでくれるって、とても嬉しいことですよね。そうした声をいただけて、私も嬉しかったです!
04
「休日だし。™」で、ライフスタイルにも彩りを
——これからが楽しみですね!お二人がオススメする使い方を教えてください。
山本さん:<えびだし>は、パスタを試してみてほしいです。えびの殻を用意する手間なく、おいしいクリームパスタがつくれます。<きのこだし>はクリームスープ、<ほたて貝柱だし>は中華スープがオススメ。粉末タイプだから、和えるだけでおいしい“だしナムル”もできますよ。
井上さん:オススメは<きのこだし>のオムレツと、<ほたて貝柱だし>としょうがの混ぜ込みご飯です。試食して思わず「わ!これだ!」と声が出ました。
また、<えびだし>は、卵やみそと相性ばつぐん。卵焼き、茶碗蒸し、おみそ汁と、よく知るメニューがまったく違う味へと変わる感動を、楽しんでいただきたいです。
◯「休日だし。™」を使ったその他のオススメレシピはこちら
——今後、「休日だし。™」をどんな商品として届けていきたいですか?
井上さん:だしは料理の土台となる大切なものです。「休日だし。™」で、おいしいだしを、簡単に、楽しく料理に活かせる方が増えればと思います。
また、「休日だし。™」のInstagramアカウントでは、「休日だし。™」を使ったオススメレシピや、インフルエンサーの方々による「休日での食の楽しみ方」を紹介するコンテンツなども発信していきます。料理を真似してみよう、調理器具や食器を揃えてみようなどと、食卓にもライフスタイルにも彩りを加えるきっかけになりたいですね。
(※味の素社家庭用風味調味料カテゴリーからの新商品が18年ぶりです)