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夏野菜を刻んで和えるだけ!山形の郷土料理「だし」を知っていますか?

夏野菜を刻んで和えるだけ!山形の郷土料理「だし」を知っていますか?

2024/08/29

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山形県の郷土料理「だし」をご存知ですか?「AJINOMOTO PARK」公式ファンコミュニティ「味のもト~ク」メンバーにアンケートを実施したところ、約70%の人が知っていました。
「だし」は山形県のみならず、全国各地で親しまれている料理なんです。そこで今回は、メンバーから簡単レシピや活用術を教えてもらいましたよ!

  1. 山形の家庭の味「だし」って?
  2. ごはんや豆腐にかけるのが主流
  3. 実は何にでも合う!最強の“万能おかず”
  4. 家庭によって、それぞれの味がある
  5. あなたの工夫も教えてください!

01
山形の家庭の味「だし」って?

だしと聞くと「出汁」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

出汁のようにほかの食材の引き立て役であることから「だし」と言われたり、手早く食卓に“出す”ことができるから「だし」となったりと、諸説あります。

山形のだしは、昔から農繁期のスピード料理としても親しまれてきました。現在もなお、夏の定番料理として地元の人々に愛されています。

「AJINOMOTO PARK」でも基本のレシピを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

02
ごはんや豆腐にかけるのが主流

「山形だしをどのように使って食べたことがありますか?」というアンケートでは、ごはん派と豆腐派が多かったです。

「ご飯の上に山盛りのせて一気にがっつく」(がまがまさん)

「これは絶対にご飯を食べるためにあるのだと思いました。他のおかずは要らないくらい美味しかったです。」(なおぴょんさん)

「お豆腐の上に乗せる、炊きたてのご飯と共に。あまり食欲が出ない夏場の朝食にはよく食べています。」(スーさんママさん)

「豆腐の上にのせたりご飯にかけます。山形出身の夫は納豆に入れたりしてます。」(ゆいさん)

夏場はどうしても食が細くなってしまいがち。「だし」をプラスワンするだけで、するすると食べやすくなり、栄養も摂ることができるのがいいですね。

03
実は何にでも合う!最強の“万能おかず”

ご飯や豆腐以外にも、「味のもト~ク」メンバーはだしをさまざまな料理に活かしています。アイデアをいくつかピックアップしてみました。

「そうめんやひやむぎにトッピングしてぶっかけ風にしたり、つけつゆに薬味代わりにいれたりします。」(ごんのしっぽさん)

みょうがが入っていたり、薬味と具材が通ずるところもあるので、確かにつけつゆに入れるのはぴったりですね。

「海苔で巻いて、お酒のあてにしました。」(アリエルさん)

夏にさっぱり食べたい酒肴ですね。夜遅くにお腹が空いたときにもよさそうです。

「とろろに混ぜる、パスタと和えて冷製パスタとして、春雨と和える…などなど」(みんみんさん)

「だし」があれば、ちょっと特別感のある和風料理に早変わり!使い勝手のよさを感じます。

「焼肉の上にかけて(焼肉のタレの代わり)食べると、サッパリするのと食感も味わえてとっても美味しいです!豚の冷しゃぶと和えても、お肉がどんどん進んでしまいます。」(かやさん)

お肉とも好相性なんですね。さっぱりとしたものが食べたくなる夏にうってつけです!

04
家庭によって、それぞれの味がある

味のもト~ク」のメンバーの中には、「だし」を手作りしているという人も。それぞれの作り方を教えてもらいました。

「きゅうりやみょうが、青じそ、昆布などをタップリ刻んで、冷やしたお出汁で割る感じです。」(あじぱんさん)

きゅうり、なす、みょうがといった、さっぱり感のある具材が定番ですね!昆布だしがきいていておいしそうです。

「きゅうり、なす、みょうが、青じそ、猫足昆布を刻んで醤油を加えて混ぜる。醤油の代わりにメギスのいしるを使うこともあります。」(あじのもとさん)

「メギスのいしる」は石川県能登で親しまれている魚醤のことだそう。味付けに関しては、めんつゆや白だし、醤油をベースにする方が多いようです。みりん、砂糖、酢、うま味調味料「味の素」などでアレンジする場合もあるんだとか。

「夏野菜(きゅうり、なす、みょうが、新生姜などその時ある野菜)をさいの目に切り、薄く塩を振って15分置く。水気を絞り、我が家では味なしメカブと和えてほんだしをひとつまみ混ぜたら、保存容器に入れて保存。すぐ食べても美味しいですが一晩馴染ませると更に全体が調和して美味しいです。」(シュリンプさん)

先に塩を振って水気を絞ると味もしみ込みやすくなります!メカブでとろっとねばりを、さらに「ほんだしをひとつまみ」とシンプルな味付けで、さまざまな料理に合いそうです!

05
あなたの工夫も教えてください!

「100軒の家があれば100種類の味」と言われているように、基本の具材や調味料以外は家庭によってさまざまでした。旬の夏野菜をたっぷり食べることができる「だし」でエネルギーチャージをしましょう!

ご紹介した以外にも、「山形のだし」の使い方アイデアがあれば、「みなさまのお声をお聞かせください!」コーナーにて教えてください!また、みなさまの地元でおすすめの郷土料理があれば、ぜひコメントいただけると嬉しいです!

  • 執筆/Re!na 編集/長谷川 賢人
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