野(や)さいのさん地(ち)がわかるラベル　

地図(ちず)（インターネットでみる地図(ちず)でもいいよ）

食品(しょくひん)用(よう)はかり

2つの表(ひょう)を作(つく)ろう。野(や)さいの品名(ひんめい)、重(おも)さ(g)、さん地(ち)、家(いえ)からのきょり(km)を入(い)れてね。

１日目(にちめ)はおうちの人(ひと)といっしょにいつも行(い)くお店(みせ)で、いつものえらび方(かた)で野(や)さいを買(か)おう。さん地(ち)をメモしておいてね。家(いえ)に帰(かえ)ったら表(ひょう)にさん地(ち)を書(か)こう。

買(か)ってきた野(や)さいの重(おも)さをはかって、表(ひょう)に書(か)こう。

地図(ちず)で野(や)さいのさん地(ち)をさがそう。都(と)道(どう)ふ県名(けんめい)しかわからない場合(ばあい)は、県(けん)ちょう所(しょ)ざい地(ち)を調(しら)べてね。さん地(ち)からきみの家(いえ)までのきょりを調(しら)べて表(ひょう)に書(か)こう。（さん地(ち)が外国(がいこく)の場合(ばあい)は、その国(くに)の首都(しゅと)からきみの家(いえ)までのきょりを調(しら)べよう。）

２～４で表(ひょう)に書(か)いた「重(おも)さの合(ごう)計(けい)×きょりの合計(ごうけい)」を計算(けいさん)しよう。

きみの家(いえ)の近(ちか)くで作(つく)られている野(や)さいを調(しら)べてみよう。

2日目(ふつかめ)は５で計算(けいさん)した数(かず)より小(ちい)さくなるよう、６で調(しら)べたきみの家(いえ)の近(ちか)くで作(つく)られている野(や)さいをおうちの人(ひと)と相談(そうだん)して買(か)いに行(い)こう。たとえば、スーパーで「地元(じもと)の野(や)さいコーナー」をさがしてみたり、野(や)さいの直売所(ちょくばいじょ)けんさくサイトなどで調べるといいよ。

７で買(か)ってきた野(や)さいの重(おも)さとさん地(ち)、さん地(ち)からきみの家(いえ)までのきょりを調(しら)べて表(ひょう)に書(か)こう。

８で書(か)いた「重(おも)さの合(ごう)計(けい)×きょりの合(ごう)計(けい)」を計算(けいさん)しよう。

1日目(にちめ)と2日目(ふつかめ)に計算(けいさん)した数字(すうじ)をくらべて気(き)づいたことをまとめよう。きみの家(いえ)の近(ちか)くで作(つく)られている野(や)さいについて調(しら)べたこともまとめよう。

日(に)本(ほん)は多(おお)くの食(しょく)りょうを
外(がい)国(こく)からゆ入(にゅう)している

日本(にほん)は、太平洋(たいへいよう)せんそうの後(あと)に食(しょく)生(せい)活(かつ)が大(おお)きくかわったんだ。昔(むかし)は米(こめ)を中心(ちゅうしん)とした食事(しょくじ)だったけど、せん後(ご)は小麦(こむぎ)を使(つか)ったパンや、肉(にく)やたまごなどを多(おお)く食(た)べるようになった。新(あたら)しく食(た)べるようになったものは日本(にほん)の農(のう)業(ぎょう)では作(つく)れないものが多(おお)く、外国(がいこく)からのゆ入(にゅう)に助(たす)けられてきたんだ。遠(とお)い外(がい)国(こく)から大(おお)きな船(ふね)などで食(た)べ物(もの)を運(はこ)ぶとねんりょうをたくさん使(つか)い、はい出(しゅつ)される「二酸化炭素(にさんかたんそ)（CO₂(シーオーツー)）」もふえてしまう。なるべく日本(にほん)国内(こくない)や近所(きんじょ)で作(つく)られた野(や)さいや食(た)べ物(もの)を使(つか)ってりょう理(り)をするように心(こころ)がければ、地球(ちきゅう)にやさしくエコにもなるね。