韓国ドラマやK-POPの人気とともに、すっかり身近になった韓国グルメ。お店で味わう機会は増えた一方、家で作るとなるとハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを解決すべく、手軽に韓国風の味を作れる粉末調味料「味の素KK 韓だし」<牛肉だしの素>が登場しました。じっくり煮込んだ牛肉のうま味に、にんにく・たまねぎ・スパイスを絶妙にブレンド。スープも、野菜炒めも、ナムルもサッと加えるだけで作れ、料理の幅が広がります。気になる使い方を、商品企画を担当した嶋さんと味の設計を手がけた長さんに詳しく聞きました。

インタビューした人
食品事業本部 コンシューマーフーズ事業部 シーズニンググループ
嶋和子さん
「韓国料理をご家庭で気軽に楽しんでもらいたい」という想いで、約2年をかけて「味の素KK韓だし」<牛肉だしの素>を開発。担当になってから韓国料理がぐっと身近になり、作る機会も増えた。

インタビューした人
食品研究所 コンシューマーフーズ開発センター シーズニンググループ
長寛貴さん
「Cook Do®香味ペースト®」「『Cook Do®』熟成豆板醤/コチュジャン」など中華・韓国調味料製品の開発を担当。海外旅行に行っては現地の食を味わうことを楽しみにしている。
どう使う?入れるだけで味が決まる「まずはこれ」の4品
「牛肉だしの素」と聞いて、「どんな料理に使えるんだろう?」とピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。「味の素KK 韓だし」<牛肉だしの素>は韓国料理専用の調味料ではなく、いつもの料理に手軽に使える韓国風の万能だしです。オススメの使い方を聞いてみると「最初はぜひ、わかめスープを!」と即答してくれた嶋さん。

嶋さん「作り方は簡単で、水300mlにこのだしの素小さじ2杯を溶かし、わかめとねぎを加えて火にかけるだけ。5分あれば完成します。余計なものを入れないぶん、牛肉だしのうま味をいちばん感じられるレシピです。『これだけでこんな味になるの?』と、きっと驚いていただけるはずです!」

もうひとつ、作ってもらいたいと話すのは「わが家で一番出番が多い」という野菜炒め。5歳の息子さんから大好評なんだそうです。

嶋さん「塩こしょうの代わりに、サッとかけて炒め合わせれば完成です。パパッと簡単にできるのに、牛肉だしのコクがアクセントになって、いつもの野菜炒めがパンチの効いた味わいに。辛みはなく、牛肉だしのコクがあるので子どももおいしく食べられます」
辛味のあるだしだと使い道が限られますが、牛肉だしの素はいろいろなメニューに使えるのがポイント。定番の韓国料理も、混ぜるだけ、和えるだけで味付けできます。

長さん「チヂミやナムルは、塩やしょうゆを足さずとも、これだけで味がきちんとまとまります。加熱なしで使え、ナムルのような和えものは、ふりかけて混ぜるだけ。ベースの味には辛みがないので、辛いのが好きな方は唐がらしやコチュジャンを足すなど、好みに合わせて調整できます」
本格的、だけど親しみやすい「牛肉だし」を目指して
長さん「和食にはかつおだしや昆布だし、中華には鶏だしというように、それぞれの料理を支えるだしがあります。韓国料理にとって、そのひとつが『牛肉だし』なんです。あさりだしやいりこだしもありますが、牛肉だしはスープや炒めものなどの家庭料理によく合います」

開発を担当した長さんは、もともと韓国ドラマやK-POPなどを楽しむ韓国通。開発担当になってからは食への興味も広がり、この取材の前日まで韓国を訪れて、食べ歩きをしていたんだとか。

長さん「韓国グルメの聖地である新大久保にも足を運びました。本格的と評判のお店を開発メンバーと訪れて、牛肉だしが使われているであろう料理を頼んでは、口に入れた瞬間の印象や味の強さ、あとに残る余韻まで、一品ずつ分析。共通する要素や味の構成をこまかく確認していきました。そうして浮かび上がってきたのが『牛赤身肉のうま味』『牛骨・牛脂のコク』『玉ねぎの甘み』『にんにく・こしょうのパンチ』の4つです」
核となる素材が決まったら、味の方向性を考えます。牛肉だしの素というからには、牛肉のうま味を存分に感じていただけるものにしたい。そんな思いがある一方で、難点もあったそうです。
長さん「本場の味に寄せすぎると、食べ慣れていない方にとっては『クセがある』と感じてしまうんです。そこで目指したのは、『本格的だけど、日本人の方々が親しみを持てる味』。それはどんな味なのかと、味覚の研究・評価をしている部署と一緒に『日本人が好むおいしさ』を掘り下げていきました。そうしてたどり着いたのが『だし感』と『コク』の両立です」

目指す味を実現するべく、長さんがこだわったのは原材料選びとその組み合わせです。
長さん「『牛赤身肉のうま味』を再現するのはもちろん、牛骨を使った原材料も加えることで、じっくり炊いてだしをとったような深いコクを生み出せるんです。玉ねぎはローストタイプとフレッシュタイプの2種類の原料を組み合せることで甘味に奥行きを出し、にんにくはロースト感のある原料を使うことで、パンチを残しながらもなじみのある味わいに仕上げました」
今回、試作回数は100回以上!「もっとおいしくできるはず」と配合のバランスを何度も調整したといいます。
長さん「こしょうひとつとっても、加える量をほんのわずかに変えるだけで味の印象がガラリと変わります。配合をひとつずつ調整しながら、ちょうどいいバランスを探っていきました」

気軽に楽しむ「おうち韓国ごはん」のススメ
内容量は50g。2人分のわかめスープを、約8回分つくれる量です。使い慣れない調味料は、容量が多いと使い切れないことも多く、手に取るのをためらいがち。だからこそ、はじめての方でも試しやすいサイズにしたそうです。

長さん「和・洋・中に『韓』という選択肢が加わることで、毎日の献立の幅が広がればと思っています。『韓だし』を使って、いつもの食卓にぜひ韓国風味を取り入れてみてください」
嶋さん「本格的な韓国料理を作ろうとすると、作り方を調べるのが大変だったり、おいしく作れるか不安になったりすると思うんです。最初は『いつもの晩ごはん+わかめスープ』くらいの感覚で、気軽に使い始めてもらえたらうれしいです」
最後に、おふたりに簡単&本格的な韓国風レシピを教えていただきました!どれも5~10分で、手軽に作れるものばかり。作ってみたいメニューや感想など、下記のコメント欄にお寄せいただけるとうれしいです。



