スーパーで季節ごとに変わっていく旬の野菜。季節感を味わえるだけでなく、栄養価も高いのです!こちらのコーナーでは、季節ごとに楽しみたい旬野菜の魅力を紹介します♪
葉野菜の定番でもある小松菜は、お浸し、炒めもの、汁ものなど、どんな料理にもあう万能な野菜ですよね♪中国原産で江戸時代に小松川(現在の東京都江戸川区周辺)で栽培されていたことから、この名称になりました。現在も、東京での栽培が多く、関東での雑煮には欠かせません!
小松菜は一年中スーパーで手に入りますが、実は旬のこの時期に、甘みが増してより一層美味しくなるんです!今回は、栄養素の特長、保存のコツや活用方法を知り、旬の小松菜を味わいましょう♪
- カルシウムを含む小松菜の魅力について☆
- すぐに使える♪おいしい見分け方☆
- シャッキっと新鮮さを保つ方法とは・・?
- どんな素材とも相性バッチリ!小松菜を味わうレシピ♪
01カルシウムを含む小松菜の魅力について☆
■冬こそおいしい小松菜♪
ハウス栽培がさかんになり、一年中出回っているため、どんな料理にも合わせやすい小松菜は主婦の味方ですね!
冬に旬を迎え、寒さや霜にさらされることによって、葉肉が厚く柔らかくなりますよ。さらに、甘みが増しておいしさアップ♪
■実はカルシウムも含まれる?!
緑黄色野菜のなかでもカルシウムの含有率はトップクラス。なんと、ほうれんそうの3倍以上!
そのほかにも、β-カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、鉄、食物繊維など、様々な栄養素を含んでいます。
■カルシウムの体内吸収率アップのポイント
たんぱく質や油脂を含む食品を組み合わせましょう!
ちりめんじゃことあわせてお浸しにしたり、油揚げと和えたり、定番の組み合わせこそ、実は理に適ってるんです!
02すぐに使える♪おいしい見分け方☆
■小松菜を購入するときの見分け方
・葉の緑が濃く、葉先までピンとしているもの
・おおぶりでしっかりとししているもの
・茎にハリとみずみずしさがあるもの
これらもとに選んでみてくださいね♪
小松菜の根本は砂がたまりやすいので、広げるように洗いましょう。アクがほとんどないので下ゆでは必要ありません!直接炒めることができ、歯ごたえを残したまま調理できますね◎しかも、くせのない味わいでどんな素材でも合います♪
03シャッキっと新鮮さを保つ方法とは・・?
小松菜は、湿らせた新聞紙に包んで保存しましょう!
可能であれば根を下に向け、野菜室で立てて保存することもおすすめ!
すぐに食べ切れない場合は、生のまま食べやすい大きさに切ってバットに並べて冷凍保存してみましょう◎
04どんな素材とも相性バッチリ!小松菜を味わうレシピ♪
ここからは、小松菜をおいしく食べられるレシピをご紹介します。定番のおひたしはもちろん、生のままでも、いろいろな食べ方で楽しみましょう♪
パパっと作れる!便利な副菜レシピ♪
まずは定番のお浸し、ごま和えのレシピをご紹介します♪お弁当作りやもう一品足りないときにぴったり!パパっとできちゃう副菜はこちら☆
ごはんがすすむ!メインのおかずレシピ♪
小松菜はどんな食材とも相性がよいですよね!味付けを工夫するだけで立派なメインのおかずに☆
忙しい朝にぴったり!生で味わうレシピ♪
最後は、小松菜を生で味わってみましょう!簡単においしくいただけるドリンクはこちら☆
小松菜には魅力がたくさんありましたね!シャッキっと歯ごたえがおいしい小松菜をぜひ味わってみてくださいね。
(参考文献)
高橋秀雄(2009)『からだにおいしい 野菜の便利帳』 高橋書店
文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』