なじみのある素材を揃えるだけで、家庭ではなかなか出せない、本格的な味わいのおかずが作れる「Cook Do®」シリーズ。最近では、「野菜が食べやすくなる」「野菜嫌い克服のきっかけになった」「野菜をたくさん摂れる」という声もよくいただくように。
そこで今回、「Cook Do®」シリーズ開発担当者のひとり、青貫さんにインタビュー!「Cook Do®」で野菜がたくさん食べられる理由や、野菜をもっとおいしく食べるコツなどについて聞きました。
インタビューした人
調味料事業部
青貫 浩之さん
「Cook Do® きょうの大皿®」と新ブランド「スチーミー」(圧力スチームクッキング調味料)の開発マーケター。「便利で美味しく健康に良いモノづくり」に向け日々まい進する傍ら、週末はラグビーのコーチを務め、学生と一緒に大学日本一を目指す。
- ソースの“うま味”には野菜の苦味をまろやかにする効果が!
- 野菜好きが続々!?「Cook Do®」で野菜がもっと身近に
- そうだったのか!野菜をたくさん食べていただくための工夫と技術
- 担当者直伝!「Cook Do®」をこんなシーンやアイデアでも
01ソースの“うま味”には野菜の苦味をまろやかにする効果が!
——「「Cook Do®」を使うと野菜がおいしい」「野菜がたくさん食べられる」という声をたくさんいただきます。おいしさのワケを教えてください。
ソースに含まれる“うま味”には、野菜の苦味をマスキング(まろやかにする)する効果があります。そのおかげで、たとえばピーマンなど苦味を嫌がるお子さまでも野菜をおいしく食べられるんです。
——なるほど!かなめは、“うま味”ですね。実際、「Cook Do®」シリーズを使うと、具体的に野菜がどれくらい食べられるのでしょうか?
もっとも多いのが「Cook Do®」麻婆茄子用で、1食でおよそ440gです。3.5人前と考えると、ひとりあたりおよそ125g!
野菜は1日350g以上食べることが推奨されているので、これだけで1日に必要な野菜量の3分の1以上摂れる計算です。
——それはすごいですね!
たくさん食べられるだけでなく、栄養面でもメリットがあって。ソースが野菜によくからむので、加熱によって野菜から出てしまう栄養素を逃がしにくいんですよ。
02野菜好きが続々!?「Cook Do®」で野菜がもっと身近に
——お客さまの反応はどうですか?
お客さまが、おいしさだけでなく野菜をしっかり摂ることを重視しているのを実感しています。
たとえば、「野菜収穫体験」では、子どもたちから「野菜を残さず食べられた!」と感想文が、親御さんからは感謝状が送られてきたことも。我が家でも「緑色の野菜」を食べようとしない4歳の娘に手を焼いていたので、このような声をいただけると本当にうれしいです!
——青貫さんのお子さんも野菜が苦手なのですか?
うちの娘はピーマンが嫌いで…。目にするたびにワーワーと騒いで一口も食べなかったのですが、「Cook Do® きょうの大皿®」豚バラピーマン用でピーマン嫌いを克服しました!
——どうやって克服されたのですか?
きっかけはテレビCMです。「ピーマン、オー!」というシーンを気に入って真似していたので、僕が「甘から豚バラピーマン」を作って、食べるシーンも真似させてみたところ、本当においしそうにピーマンを食べてくれて。今ではピーマンをおかわりするくらい大好きになりました!
03そうだったのか!野菜をたくさん食べていただくための工夫と技術
——そのほか、野菜をおいしくたくさん食べるための工夫について教えてください。
品種ごとに独自技術を使い分けていて、たとえば「Cook Do® きょうの大皿®」豚バラ大根用には、「根菜やわらか成分」と「味しみ成分」を取り入れています。
野菜の表面の膜から煮汁を浸透させる独自の技術で、火が通りにくい大根をたった10分煮込むだけで、なかまで味のしみたやわらかい食感になるんですよ。
——調理に時間がかかることが理由で野菜を敬遠してしまう方にもいいですね!
手早くおいしくできるだけでなく、加熱時間が短いと栄養素が分解されにくいというメリットもあるんです。
また、作り方に記載する「野菜の切り方」にもこだわりが。おいしさはもちろん、作業のしやすさからできあがりの見栄えのよさまで、野菜をたくさん食べていただけるために工夫をしています。
04担当者直伝!「Cook Do®」をこんなシーンやアイデアでも
——野菜をおいしくたくさん食べていただくためにも、どんなシーンで「Cook Do®」を使っていただきたいですか?
「Cook Do®」は、どちらかというと夕飯のおかずのイメージが強いと思いますが、忙しいリモートワーク中でも手早く作れることから、ランチにもおすすめです。ぜひ新しいレパートリーに取り入れてみてください。
——「Cook Do®」シリーズのなかで、「豚バラ大根用」以外に青貫さんおすすめの商品やアレンジのアイデアがあれば教えてください。
「豚バラ白菜用」です!ご飯とも麺とも相性がいいし、メインとしてだけでなく、「あとひと一品ほしい!」というときにも便利です。
「豚バラ白菜用」を使った推しアレンジは、あんかけ焼きそば!麺を茹でている間に、肉と野菜がたくさん入ったあんがつくれるので、忙しい日のランチを手早く済ませられますよ。
豚肉と白菜のあんかけ焼きそば
「Cook Do® きょうの大皿®」豚バラ白菜用で炒めた豚肉と白菜を、電子レンジで加熱した蒸しめんにかけるだけで、ワンプレートのお手軽主食メニューが完成。とろりとしたあんが蒸しめんによくからんで、食べ応え十分!お箸がとまらないおいしさです♪
——おいしそうですね!我が家でも試してみます♪
ぜひぜひ!ご飯をたっぷり食べてエネルギーをチャージしたいときには、肉みそキャベツ用を。キャベツやネギなどの常備野菜とひき肉だけで、本当に簡単に満足できる一品に。お昼からご飯が止まらななくなりますよ!
なじみのある材料を使って手軽においしいおかずが作れる、味の素社の人気商品「Cook Do®」シリーズ。編集部宅でも普段からよく使っていますが、おいしく手軽なだけでなく、野菜をたくさん食べるための技術や工夫、また、栄養面でもメリットがあることは知りませんでした。
商品によっては、1日に必要な野菜量の3分の1以上摂れるものがあることにも驚きました!我が家にもピーマンが苦手な子どもがいるので、青貫さんの「ピーマン、オー!」作戦も、試してみたいと思います!