スーパーで季節ごとに変わっていく旬の野菜。季節感を味わえるだけでなく、栄養価も高いのです!こちらのコーナーでは、季節ごとに楽しみたい旬野菜の魅力を紹介します♪
そら豆は、さやが上に向かって伸びるようにつくので「空を向いた豆」ということが、名前の由来となっています。熟すと下向きになるため、野菜としてのそら豆は、実は未熟な状態のものを食べているということになるんですよ。
今回は基本のゆで方や選び方のコツを知り、鮮度を保ったまま旬のそら豆を味わってみましょう!
- そら豆の魅力について
- おいしいそら豆の食べ方
- そら豆のゆで方&焼き方!基本の調理方法を解説
- ゆでそら豆のアレンジレシピ★
01そら豆の魅力について
・そら豆の栄養素
主にたんぱく質と炭水化物が含まれています。さらに、不足しがちなビタミンB1、ビタミンB2、鉄なども含まれているため、優秀な春野菜です♪
また、コラーゲンの合成に役立ったり、鉄の吸収をよくしたりするビタミンCも含むため、とくに女性にはオススメですよ!
02おいしいそら豆の食べ方
そら豆は、さやから出て空気にふれると、一気に鮮度が落ちるため、さやごと購入することが大前提です。
外から見て豆の形がそろっており、さやの緑色が濃く、ハリとツヤがあるものを選びましょう。鮮度がいのちなので、ゆでる直前にさやから出してくださいね。
春野菜のひとつであるそら豆は、塩ゆでしてそのまま味わっても十分おいしいです。
炒めものや揚げものなど、さまざまな食べ方で楽しめますが、実はクリームやマヨネーズとも相性が良い野菜!
ぜひお好みの味付けを見つけてみてくださいね。
一般的にそら豆は薄皮をむいて食べることが多いですが、そのままでも食感を楽しみながら味わうこともできますよ♪食物繊維が含まれているため、薄皮ごと調理するようなスープにすることもオススメです。
03そら豆のゆで方&焼き方!基本の調理方法を解説
鮮度が落ちる前に、そら豆の本来の味を楽しんでみてくださいね。
まずは基本の焼きそら豆と、ゆでそら豆を作ってみましょう!
■基本のゆでそら豆
基本のそら豆のゆで方
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そら豆はさやから豆を取り出します。
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黒い部分の反対側に、長さは1.5cmほど深さは浅めに、切り込みをいれましょう。
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鍋に水800ml、塩大さじ1強(分量外)を入れて火にかけます。沸騰したら、2のそら豆を加えて2分ほどゆでます。
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ゆで上がったら、ザルで水気をきり、好みで薄皮をむきます。塩味が足りない場合は好みで塩をふってください。
<ポイント>
切り込みを入れるひと手間を加えることで、ゆであがった時に豆にしわがよりにくくなりますよ。また、軽く下味がつき、薄皮がむきやすくなります。
■基本の焼きそら豆
基本のそら豆の焼き方
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魚焼きグリルにそら豆を並べます。中ぐらいの火加減で、片面5~6分焼き、裏返して裏面も同様にしっかり焼き色がつくまで焼きましょう。
- 器に盛り、塩を添えます。
04
ゆでそら豆のアレンジレシピ★
基本のゆで方を学んだら、ゆでそら豆を活用したおかずや混ぜご飯を作ってみましょう!
そら豆としらすの混ぜご飯
「ほんだし® こんぶだし」で炊き上げることでそら豆としらすが引き立てられて優しい味わいに◎ そら豆は基本のゆで方で調理してから炊き上がったごはんに加えるだけ。簡単なのに、ちょっと豪華なごちそう混ぜご飯の完成!
そら豆の基本ゆで方を学びながら、旬を味わってみてくださいね。
(参考文献)
高橋秀雄(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店
JAグループ「とれたて大百科」春の旬野菜 そら豆
(参照日:2021-3-29)