こんにちは!「AJINOMOTO PARK」編集部です。
味の素社の商品を活用したレシピを日々発信している編集部員一同ですが、ネットでリサーチしていると「その発想はなかった!」と思わず唸ってしまうアイデアに出会うことが少なくありません。
こちらのコーナーでは、そんなユニークな情報を発信してくださる方々にお話をうかがって、味の素社員も気づかなかったとっておきの活用術をご紹介。第8回目にご登場いただくのは、フードスタイリスト・料理家の茂庭翠さんです。
今回は、これからお料理を始めてみようという方や、お料理のレパートリーを増やしたい方必見!「Cook Do®香味ペースト®」を活用してつくる、フルーツが入った即席キムチを紹介します。フルーツとキムチ……?と聞くと、意外な組み合わせに思えますが、実は合わせることでこれからの季節にぴったりな爽やかな味わいになるのだそうです♪茂庭さんに、作り方を詳しくうかがいました。
インタビューした人
フードスタイリスト・料理研究家
茂庭 翠(もにわ みどり)さん
調理学を修めたのち、飲食店の運営、東京會舘料理教室助手を経て複数のフードコーディネーターに師事。2015年に独立し、広告のフードスタイリングを中心に、レシピ開発やテーブルコーディネートなどを行う。
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- サラダ感覚で食べられる、爽やかなキムチ
- 「春のカラフル即席キムチ」の作り方
- 編集部でも試してみた!
01サラダ感覚で食べられる、爽やかなキムチ
――キムチって、材料や手順が多くてすごく難しいイメージがあるのですが、漬け込み時間含めて30分程度で作れるというのは本当ですか?
一般的に、キムチを一から作ろうとすると、時間も手間もかかってしまい大変ですよね。特に味付けでは、唐がらしの他、しょうがやにんにくなどあらゆる食材が必要ですし、調味料の分量も難しく、キムチづくりはハードルが高いと思われる方も多いかもしれません。でも「Cook Do®香味ペースト®」と「Cook Do®」コチュジャンを使うことで、少ない材料でとっても簡単にキムチが作れるんですよ!
私はもともと「香味ペースト®」を下味に使うことが多くて。あるとき、これにコチュジャンと、魚介の風味を出してくれるからし明太子を加えれば、キムチのベースとなる味になると気づいたんです。
――「香味ペースト®」は、炒め物やスープなど火を通す料理に使うイメージがあったのですが、下味付けとしても活躍するんですね!
私は炒め物などの味付けの他、お肉の下味をつけるときにもよく使っています。今回の場合は、キムチの味付けのキーとなるにんにく味や塩味が「香味ペースト®」を入れるだけでしっかりつきますよ。
――今回ご紹介いただくキムチ。味付けが簡単な他、フルーツを入れることに驚きました!
そうなんです。キムチに甘さを足すためにフルーツをつかっています。意外と思われるかもしれませんが、フルーツを入れることで、普段とは一味違った爽やかなキムチを手軽に楽しむことができますよ。
――このキムチを作る上でのポイントを教えてください!
食感を残すために、フルーツやからし明太子を最後に混ぜ合わせることですね!
具材を混ぜ合わせるとき、すべての具材を最初から入れてももちろん良いのですが、しっかり味を入れようと強くもみ込んでいるうちにフルーツやからし明太子がつぶれてしまうんです。後から入れることで、フルーツは形がきれいなまま漬け込むことができ、たらこもつぶつぶとした食感が残りやすくなります! 食材の繊維の強さに合わせて、混ぜ合わせるタイミングを調整してみてください♪
――今回使っている具材以外でアレンジするとしたら、オススメはありますか?
今回ご紹介するキムチには、今の時期においしい旬の春キャベツや新玉ねぎをつかっていますが、野菜を下ゆでしたものに変えたり、キャベツの代わりにズッキーニやカリフラワー、かぶを使ったりしてもおいしいですよ!
フルーツはりんごやキウイ以外なら、ぶどうや柿、梨、パイナップル、グレープフルーツがオススメです。甘みが強くて柔らかいバナナや、風味や甘みが強い缶詰フルーツは、塩味となじみにくく形も崩れやすいのであまりオススメしません。
02「春のカラフル即席キムチ」の作り方
切って、混ぜて、30分漬けるだけで完成する「春のカラフル即席キムチ」。さっそくレシピをチェックしていきましょう!
材料&調理手順
材料(3~4人前)
- 春キャベツ
- 1/3個(300g)
- 新玉ねぎ
- 1/2個(100g)
- りんご
- 1/4個(50g)
- キウイ
- 1個(100g)
- からし明太子
- 1/2本(17.5g)
- (A)「Cook Do®香味ペースト®」
- 6cm(4g)
- (A)「Cook Do®」コチュジャン
- 24cm(15g)
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キャベツはひと口大に切り、玉ねぎは薄切りにする。りんごはいちょう切り、キウイは半月に切る。
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ビニール袋に(1)のキャベツ・玉ねぎ、(A)を入れてしっかりともみ込む。
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(1)のりんご・キウイ、からし明太子を加えて軽く混ぜ合わせ、味がなじむまで冷蔵庫に30分ほど入れて冷やす。
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器に盛りつけたら、完成。
03編集部でも試してみた!
早速、編集部宅でも即席キムチに挑戦!
春キャベツやりんごのシャキシャキした食感が楽しめて、これからの季節にぴったりな爽やかな味わい。少ない材料でパパっとおしゃれな春のキムチがつくれました!
混ぜ合わせた直後は、サラダのようなみずみずしいフレッシュさを感じますが、30分漬け込んだ後は、全体に味が馴染んで、より本格的なキムチに近い印象に。ご家庭で作るからこそ、食べ比べて楽しむのもおすすめです。
ちょっとした副菜やおつまみにもぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね!