味の素社が食卓にお届けしているさまざまな商品。みなさんにご愛用いただいていますが、担当者は伝えたいことがまだまだたくさんあるんです!
そこで、「AJINOMOTO PARK」編集部では、商品をよく知る“中の人”ならではの活用術を熱量高めに語ってもらおうと、担当社員へのインタビューを実施。定番の使い方から、ちょっと意外なアイデアまで、商品の特長とあわせてご紹介します♪
今回取り上げるのは、「ほんだし®」。「ほんだし®」開発マーケッターの井上直恵さんにうかがいました!
インタビューした人
「ほんだし®」開発マーケッター
井上 直恵さん
「ほんだし®」を使ったみそ汁を子供と一緒に調理するのを日課としている。家族みんなみそ汁が大好きで、「ほんだし®」は毎日の食卓には欠かせないもの。好きなみそ汁の具材は、じゃがいも、玉ねぎ。
- 顆粒だから和えてもかけても◎ 定番のみそ汁以外にも使える「ほんだし®」の魅力
- 和食だけじゃない!井上さんオススメの「ほんだし®」レシピ紹介♪
- 「ほんだし®」の「ほん」にこめられた秘密とは?
01
顆粒だから和えてもかけても◎ 定番のみそ汁以外にも使える「ほんだし®」の魅力
――「ほんだし®」のオススメポイントを教えてください。
みそ汁では、具材がたっぷりでも、変わり種の具材でも「ほんだし®」を使えば、手軽にだしの豊かな香りと風味が広がるため、おいしく仕上がることです。
定番のみそ汁や煮物、鍋、うどんつゆ、炊き込みご飯といったメニューにも幅広く使えます。野菜にいりごま、ごま油と「ほんだし®」をかければ、今流行りの無限レシピもあっという間に完成しますよ!
――「ほんだし®」の開発者としてのこだわりを教えてください。
「ほんだし®」は50年以上にわたって、かつお節にこだわり続けており、今は、かつお節職人が燻し方を変えた3種のかつお節をそのまま粉にしてブレンドすることで、より深い、香り・コク・味わいを作り出しています。
また、原料のかつお節を作るときに通常は余ってしまう頭や骨、内臓まで捨てずに1匹まるごと使い切っています。大切な資源であるカツオの保全と持続可能な利用のため、カツオに標識をつけて回遊ルートを調査する研究に協力していることもお伝えしたいです。
――お客様からは、「喉が痛くて食事ができないときでも、『ほんだし®』のお吸い物はおいしく飲めた」「離乳食がなかなか進まない赤ちゃんも『ほんだし®』のおみそ汁は飲んでくれた」といったうれしいお声をいただいているようですね。
このようなお声をいただけているのは、大変嬉しいですね。きっと「ほんだし®」の持つ、かつおだしの風味やうま味が強いからだと思います。普段の食事がおいしくなるだけではなく、みなさんが日頃苦労されていることに対して、「ほんだし®」がお役立ちになっていると知り、とても感動しました!
――他にも、実際に寄せられた印象深いお声はありますか?
先日、「AJINOMOTO PARK」のイベントに出演した際にも『「ほんだし®」をいつも使ってます』「わが家ではこんなレシピに使ってます!」など、ファンの方々の生の声をお聞きすることができました。そういった言葉をいただくと、「これからもよりよい製品をつくり続けたい」という気持ちがより一層強くなりますね!
02
和食だけじゃない!井上さんオススメの「ほんだし®」レシピ紹介♪
――「これは意外!」と思われるような使い方はありますか?
「ほんだし®」は和食のイメージが強いと思いますが、意外とジャンルを超えたさまざまな料理に使うことができるんです。
パスタやドリア、作るのが難しそうなドライカレーも、「ほんだし®」があれば、簡単にできあがります。ピクルスを漬けておけば、「もう1品欲しい」というときにも助かります。
とろなすの和風ドライカレー
難易度が高そうなドライカレーも、「ほんだし®」やカレー粉、ケチャップ、みそなど、身近な調味料を使って簡単に作れちゃいます。スパイシーなカレーはご飯にかけても、食パンに乗せて焼いても◎
和風ピクルス
野菜を買いすぎた!と思ったときは、日持ちしやすいピクルスに変身させさせちゃいましょう。切った野菜に塩をまぶし、「ほんだし®」などを混ぜたタレに漬け込むだけで、簡単お手軽の作りおきおかずが完成です♪
フライパン1つで!鮭だしミルクパスタ
ミルクパスタも、「ほんだし®」を入れれば濃厚な味わいに。パスタは鮭などの具材と一緒に茹でるので、味が染み込みやすくなります。フライパン1つで調理が完了する手軽さも◎です。
あつあつ!クリーミードリア
和のイメージが強い「ほんだし®」ですが、クリーミーなドリアの味も引き立ててくれることをご存知でしたか?大人も子どもも大好きな、寒い季節に食べたいごちそう料理。みんなでハフハフ召し上がれ♪
――「ほんだし®」で洋食も作れちゃうんですね!それでは、井上さんのオススメレシピも教えてください。
個人的なお気に入りは、ちくわ、卵、ご飯、ねぎを炒めて、「ほんだし®」で味付けした「和風チャーハン」です。在宅勤務中にちゃちゃっとお昼ごはんとして作れるので重宝しています。
また、刻んだ好きな具材と小さじ1杯の「ほんだし®」をかけた「だし茶漬け」は忙しい朝の強い味方になっています。海苔や鶏ささみなどの定番具材のほかにも、お刺身を入れたり、キムチとごま油を入れて韓国風にしたりと、バリエーションが楽しめます!
03
「ほんだし®」の「ほん」にこめられた秘密とは?
――ところで、「ほんだし®」の「ほん」にはどんな由来があるのでしょうか。
「ほんだし®」は、「にほんのだし」「ほんもののだし」という2つの意味を込めて名づけられています。
余談ですが、「ほんだし®」は海外でも、その国に合わせたかたちで販売されています。台湾のお土産として現地で人気の「ほんだし®」(干し貝柱風味)は、最近国内でも発売されていて、SNSでも話題になっています。見かけられた方はぜひお手に取ってみてもらえるとうれしいです。
また、「ほんだし®」を製造している東海工場の見学コースは20年10月にリニューアルいたしました!新聞記者として工場を取材してオリジナルの新聞を作れたり、「ほんだし®」ができるまでの工程をデジタルアートの楽しい映像と音楽で体験できたりするので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
――最後に「ほんだし®」を愛用されている方や、これから試してみようと思っている方にメッセージをお願いします。
記事をお読みいただきまして、ありがとうございました。
おいしさにこだわった「ほんだし®」を使って、ぜひいろいろなレシピをお試しください。簡単に作れるおいしい料理ばかりで、調理の楽しみがグッと広がりますよ!
和食のイメージが強い「ほんだし®」ですが、定番のみそ汁や炊き込みご飯、煮物はもちろん、パスタやカレーなど、和風メニュー以外でも活躍してくれます。
今回ご紹介した「ほんだし®」レシピでアレンジのレパートリーをぜひ増やしてみてくださいね♪