スーパーで季節ごとに変わっていく旬の野菜。季節感を味わえるだけでなく、栄養価も高いのです!こちらのコーナーでは、季節ごとに楽しみたい旬野菜の魅力をご紹介します。
今回は、夏においしい「ミニトマト」です。お弁当の定番のミニトマトは、ベランダでも育てられるので、家庭菜園で栽培される方も多いのではないでしょうか?生でそのまま食べることが多いミニトマトは、食べ方のバリエーションが思いつかず、1パックを食べきれないと困った経験をされることもありますよね。サラダ以外にも炒め物やスープなどに入れてもおいしいので、加熱した調理にも使って上手に使い切りましょう。
そこで、傷まずにおいしさをキープして長く楽しむ保存方法、栄養の豆知識、使い切れるレシピなどミニトマトの魅力をお伝えします。ミニトマトは彩りのある食卓に大活躍しますよ♪
- 実はトマトより栄養価が高い?!ミニトマトの魅力
- 大量のミニトマトもこれで安心!使い切り術と長く楽しむ保存方法
- ミニトマトを使いこなす☆おいしく食べるレシピ
01実はトマトより栄養価が高い?!ミニトマトの魅力
ミニトマト に含まれる「リコピン」は赤い色の成分で、抗酸化作用を持ちカラダを酸化から守る働きをします。未熟なものや緑色のミニトマトはリコピンが少なく、赤が濃いミニトマトのほうがリコピンを多く含んでいます。
加熱することでリコピンの吸収率がアップするので、生で食べるだけでなく、加熱して食べるのもおすすめです♪また、加熱することによってミニトマトの甘みが際立ちますので、炒めたり、スープに入れたり、ソースにするなどいつもの料理にプラスして楽しんでくださいね。
リコピンの他にも、粘膜や皮膚の保護に働くβ-カロテン(ビタミンA)やコラーゲン生成や抗酸化ビタミンとして働くビタミンCを含んでいます。
トマト1個約200gはミニトマトでは約20個分です。それぞれの100gあたりの栄養素の量を比較すると、
- ビタミンA:トマトは45μg、ミニトマトは80μg
- ビタミンC:トマトは15mg、ミニトマト32mg
どちらもミニトマトのほうが多く含まれています。
小さいけど栄養価が高いのがミニトマトの魅力です♪
02大量のミニトマトもこれで安心!使い切り術と長く楽しむ保存方法
意外と余ってしまいがちなミニトマト。傷む前に使い切りたいですよね!
ミニトマトは野菜室で1週間ほど保存ができます☆冷蔵庫に入れると低温障害を起こしてリコピンが減少してしまうので、野菜室に入れてくださいね。
1週間以上保存したい場合は、冷凍保存しましょう!よく洗ってヘタをとったミニトマトの水気を拭きとってから、保存袋に平らにして入れて、冷凍すると1ヶ月ほど保存ができます。ヘタに雑菌がたまりやすいので、ヘタはとってくださいね。平らにすることでトマト同士がくっつかないので、1個から使えて便利なんです♪
解凍方法は、自然解凍、冷凍のまま加熱調理、どちらも使えます。冷凍保存したものはスープや炒め物など少量ずつ使えますよ♪
03ミニトマトを使いこなす☆おいしく食べるレシピ
ここからは、ミニトマトをおいしく食べられるレシピをご紹介します。火の通りやすい食材だから時短料理にも♪
ミニトマトの甘さが大活躍!メイン料理に使えるミニトマトのレシピ大集合☆
ミニトマトで華やかなメイン料理♪ミニトマトが主役になるレシピはこちら☆
卵とミニトマトのチリソース炒め
ご飯がすすむチリソース炒め♪10分でできるスピードレシピなので、時間をかけたくない日にもおすすめ。ミニトマトを使うことでチリソースの辛さがマイルドになるので、辛味が苦手な方も食べやすいです。
意外なミニトマトの使い方!デザート&汁物レシピ
メインに添えるイメージの強いトマトですが、デザートや汁物にも使えるんです☆知っていると便利なミニトマトレシピです♪
ミニトマトの食べジャム
ミニトマトのジューシーな果肉を楽しむ食べジャム♪ミニトマトは料理だけでなくスイーツとしても楽しめます。バニラアイスクリームやパンに添えて食べるなどいろんな組み合わせで食べられます。
なすとミニトマトの味わいみそ汁
ミニトマトの酸味とみそのコクがベストマッチ!トマト同様にミニトマトにもうま味成分であるグルタミン酸が含まれており、だしのうま味との相乗効果でおいしいみそ汁ができますよ。
栄養価が高くて甘みもあるミニトマト。お弁当の彩りや添え物だけで使うのはもったいない!メイン料理やスープにも活用しちゃいましょう♪次回はネバネバ食材のオクラをご紹介します。