レタス　１こ

青(あお)な（ほうれん草(そう)や小(こ)まつな）　１たば

つまようじ　3本(ぼん)

新聞紙(しんぶんし)

大(おお)き目(め)のポリぶくろ　２まい

★はじめに、「うちのフードロス調査隊(ちょうさたい)」に取(と)り組(く)むといいよ。★

写真(しゃしん)のように、レタスのしんの部分(ぶぶん)につまようじを3本(ぼん)さす。ポリぶくろに入(い)れて、れいぞう庫(こ)でほぞんする。
半分(はんぶん)に切(き)り、半分(はんぶん)はつまようじをささずにほぞんして、くらべてみてもいいよ。
※つまようじをさすときは、けがをしないように気(き)をつけよう。

青(あお)なを新聞紙(しんぶんし)でつつむ。ポリぶくろに入(い)れて、れいぞう庫(こ)でほぞんする。
半分(はんぶん)ずつにして、半分(はんぶん)は新聞紙(しんぶんし)にもポリぶくろにも入(い)れずにほぞんして、くらべてみてもいいよ。

それぞれ3日(みっか)から5日(いつか)、しなびずにほぞんできるかかんさつする。

野(や)さいの、植物(しょくぶつ)としての
へん化(か)を
止(と)めることで、
長くほぞんできるよ。

植(しょく)物(ぶつ)のくきや根(ね)の先(せん)たんには、「せい長点(ちょうてん)」というのがあるよ。植物(しょくぶつ)がいきおいよくせい長(ちょう)する部分(ぶぶん)のこと。レタスやキャベツはしん（くき）にせい長点(ちょうてん)があり、このせい長点(ちょうてん)をもったまま畑(はたけ)からしゅうかくされるんだ。そして、しゅうかくされた後(あと)も、自分(じぶん)のえいようをすい取(と)ってせい長(ちょう)をつづけようとするんだよ。このせい長点(ちょうてん)のはたらきを止(と)めてしまえば、たくわえているエネルギーを使(つか)わずにおさえることができるってわけ。つまり、つまようじをせい長点(ちょうてん)にさして、レタスのせい長(ちょう)を止(と)めたから、せん度(ど)がたもてたんだよ。
青(あお)なを新聞紙(しんぶんし)でつつんだのはどうしてだろう？
植物(しょくぶつ)からは、水(みず)が「水(すい)じょう気(き)」として出(で)ていくんだ。葉(は)っぱには、水(みず)が出(で)ていくあながたくさんあるんだよ。野(や)さいも植物(しょくぶつ)だから、青(あお)なの葉(は)の部分(ぶぶん)から水(みず)が「水(すい)じょう気(き)」となって出(で)ていってしまうんだ。新聞紙(しんぶんし)やペーパータオルでつつむことによって、青(あお)なをかんそうからふせいで、しなびにくくするんだよ。