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「クノール カップスープ」のある暮らしを開発担当が覗いてみた!

「クノール® カップスープ」のある暮らしを開発担当が覗いてみた!

2020/12/17

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味の素社が製品づくりをするうえでもっとも大切にしていることのひとつが生活者のみなさんのご意見。日頃からご愛用くださっている方の声に耳を傾けながら、よりよい商品づくりに活かしています。

今回、「AJINOMOTO PARK」編集部がお邪魔したのは、人気ロングセラー商品「クノール® カップスープ」開発の現場。生活者の方との対談の模様を、担当者イチオシのポイントやおすすめの食べ方とあわせてご紹介します!

インタビューした人

栄養・加工食品事業部

鈴木 博之さん

「クノール® カップスープ」開発マーケッター。みなさんの日々の食と健康に貢献するために、最もおいしくて、とことんこだわった「クノール® カップスープ」をお届けするために奮闘中。

インタビューした人

栄養・加工食品事業部

望月 智世さん

「クノール®」ブランド担当。製品が発売されるまでの準備や、販促グッズ、ブランドサイトの管理をしています。「クノール®」製品で、暮らしの中で「ほっと一息」できる瞬間を届けたい♪

  1. コミュニティがきっかけで開発担当と生活者さんとの対談が実現!
  2. 担当者が教える「クノール® カップスープ」のオツな楽しみ方

01
コミュニティがきっかけで開発担当と生活者さんとの対談が実現!

味の素社にとって、生活者のみなさんからご意見をいただく貴重な場となっているのが「“食”の楽しい!発見コミュニティ」。さまざまな企画の実施を通じて、たくさんの方々と「おいしい」や「楽しい」をシェアしています。

私たちが気づかずにいた商品の魅力を逆に教えていただくことも多く、この秋に「クノール® カップスープ」のモニターレポートをお願いしたところ、こんなうれしい声が届きました!

中でも編集部や開発担当者の目がとまったのが、「夏休みの自由研究」という一節!いったいどんな内容なのか…!?あまりに気になりすぎて、これはぜひ、くわしくお話を伺わねばということに。

そこで今回、コミュニティに声をお寄せくださった「れのんママ」さんにお願いして、オンラインでの対談を実施しました!

お話を伺った人


「れのんママさん」

中学1年生の長男、小学2年生の次男、小学1年生の長女の3人の子どもを育てるお母さん

■ユーザーに聞いた!「クノール® カップスープ」のこんなところが好き

編集部:れのんママさん、今日はお時間いただきましてありがとうございます!さっそくですが、「クノール® カップスープ」はどんなときに食べていますか?

れのんママさん:わが家では基本的には朝食のときですが、子どもが成長するにしたがって夕方以降に食べることも多くなりました。サッカーの練習前に補食と一緒に、そろばん塾へ行く前におやつと一緒に食べたりもしています。

編集部:どんな補食にあわせて食べているんですか?

れのんママさん:お餅が好きなので、磯辺焼きや、きな粉餅にあわせて。お米も好きで、塩むすびと一緒に食べるときもあります。

鈴木:わが家でもお餅と一緒に食べています。一口大に切って、スープにイン!したり。おいしいですよね。

編集部:スープが家族とコミュニケーションするきっかけになることはありますか?

れのんママさん:ありますあります!長男が中学校に入ってからは、早起きして勉強するようになったんですよ。それで、下の子たちが起きてくると、スープが入っているカゴをもって「今日どのスープにする?」って寝起きの弟と妹に選ばせて作ってあげることが多いですね(笑)。

やっぱり毎朝食べますし、習い事の前にも食べるから減りが早いので。お店で買うときは3、4種類一気に買うことが多いです。ストックの種類を切らさないようにしています。

鈴木:いろいろな種類を気分にあわせて楽しんでいただいているのですね。担当冥利につきます!ちなみに、具体的にどの種類がお好きですか?

れのんママさん:息子は最近、「海老のビスク」にハマっているようですが、下の子たちは「コーンクリーム」が好きです。私はもっぱら「ほうれん草のポタージュ」ですね。見た目がきれいなのと、チーズの風味がほどよくておいしいです。

編集部:とくにご長男がスープ好きだと伺っていますが、きっかけはあるんですか?

れのんママさん:もともと息子は汁ものが大好きだったんです。保育園の給食が親もうなるほどおいしくて、とくに汁ものは毎回具だくさん。「私も具だくさんの汁ものを作ろう!」と頑張ってはいたんですが、毎日となるとけっこうしんどくて…。

夜作った汁ものを翌朝にも出すと、うちの子どもたちは飽きてしまって。そこで、職場でランチに食べていた「クノール®」のコーンスープを、当時小学校3年くらいだった息子の朝食に出してみたらすごく喜んで。それがきっかけだったと思います。

■粉の溶け具合いやコーンの粒まで!自由研究の内容にこだわりが届いていることを確信

編集部:息子さんはそこからスープにハマって、小学校のときにスープを題材に自由研究をされたのだとか。

れのんママさん:そうなんです(笑)。彼のなかでは、コーンスープって茹でたコーンをミキサーでかくはんして、それを乾燥させればできるという単純な考えだったらしいんですけど、ネットで調べて「パウダーにする」という工程があるのに気づいたんです。

最終的には実際にパウダーを作ったんですよ。茹でたコーンを天日干しにして、フードプロセッサーで粉っぽくして、市販のコーンペーストや塩・こしょうも入れてみたんですけど、おいしくならなかったらしくて(笑)。

で、よくよく「クノール®」の原材料を見ると、チキンパウダーとかいろいろ入っているじゃないですか。「味の素社はきっと秘伝の調味料を使ってるんだよ!」っていって、自分では作れない味だとわかったようでした。

「クノール®」とは別のコーンスープを買ってきて、パウダーの溶け具合いやコーンの粒の大きさまで比べていました。溶け具合いがいいのはやっぱり「クノール®」だという結果になったんですよ(笑)。

編集部:コーンの粒にまで、注目されたのですね。

れのんママさん:コーンの粒が細かく刻まれている製品も多いじゃないですか。だけど「クノール®」は(粗挽きではないそのままの)粒じゃないですか。息子は「自分の好みは「クノール®」だな」という結論に至ったようでした。

鈴木:それは、「つぶたっぷりコーンクリーム」ですね!コーン原料の味や粒、製法へのこだわりに気づいてくれたのが、我々としてもうれしいです!

編集部:実は私たち、生活者調査をすることはもちろんあるのですが、直接「クノール®」をご愛用いただいている方と対談させていただくのは、れのんママさんが初めてで。緊張しながらのお願いでした。日々の中でお役に立てている様子が伺えてうれしかったです。

れのんママさん:この間、サッカーが終わって迎えにいくときに、スープジャーとお湯と、粉末のカップスープを持っていったんです。でも、スープジャーにサーッて入れて振ったものを飲んでたら「なんだかおいしくない」って話になって。

底に粉末が残ってしまったようで、やっぱり混ぜるひと手間があっておいしいよねって話になりましたよ。

鈴木:ひと手間って大事ですよね。小腹が空いたときや、ほっと一息ついていただくときにもぴったりだと思います。本当にお声のひとつひとつがありがたくて…。本日はお話を伺わせていただき、まことにありがとうございました!

02
担当者が教える「クノール® カップスープ」のオツな楽しみ方

れのんママさんとの対談を通して、「自分たちのこだわりがちゃんと届いている!」と感動しきりの開発担当者・鈴木さんと望月さん。そんなおふたりに、あらためて「クノール® カップスープ」のイチオシポイントや、お気に入りのアレンジ方法を伺いました。

■原料と溶けやすさに、こだわりと自信あり!

編集部:「クノール® カップスープ」のイチオシポイントを教えてください。

望月:私が推したいのは、やっぱり「コーンクリーム」です。特にこだわっているのが「原料」。とうもろこしは、100%当社指定農場で栽培しています。甘さのピークで収穫し24時間以内でパウダー化しているので、とうもろこし本来の風味や甘みをすごく感じられるんです。

「トマトのポタージュ」も大好きなんですけど、こちらは、トマトまるごと1個分はいっているので、まるでトマトそのものを食べているみたい。野菜を食べている実感を得られるところがイチオシだと思っています!

鈴木:今年のCMにも登場している「ほうれん草のポタージュ」は、3種類のチーズがあわさって、濃厚でクリーミーな味わいになるところがポイントです。100%当社指定農場栽培のほうれん草もしっかり入っていて、見た目もすごく良い感じです。

編集部:れのんママさんとのお話のなかでも、コーンの粒へのこだわりについて触れていましたよね。

鈴木:はい。コーンの粒が細かくカットされている製品が多いなか、当社はカットせずにコーンそのものを入れています。粒ひとつひとつの色合いや形も全て管理していて、ものすごくこだわっているんです。

それが当時小学生の長男さんにも伝わっていてびっくりしました…!

編集部:長男さんは、「クノール®」はパウダーが溶けやすいことまで発見していましたね!

鈴木:はい、そこも自信をもっている点なんです!溶け残りが全然違うんですよ。溶けやすさを実現するために、工場のみなさんと一緒に手間暇をかけています。

溶けやすいパウダーの形や、どういう順番で調味料と混ぜ合わせるのが一番溶けやすいのかを試行錯誤したり…。原料と製法へのこだわりはすごく意識しています。

また、「とろみ」もつねづね追究している点のひとつですね。朝、空っぽのお腹にスープを入れると体の中から温まりますし、とろみがあると温かさが持続するじゃないですか。コーヒーや紅茶と違う点ですし、すごく大事にしている部分です。

■お餅、チーズに、牛乳!?「クノール®」のおすすめアレンジ方法

編集部:「クノール® カップスープ」のお気に入りの味や食べ方はありますか?

鈴木:僕が好きなのは、「ほうれん草のポタージュ」に、ご飯を入れてチーズをかける食べ方ですね。「まだチーズ入れるんかい!」って感じですが(笑)。

編集部:追いチーズですね!(笑)

鈴木:濃厚感が出ますし、スプーンを上げたときのとろける感じがまたいいんですよ!熱湯を入れてかき混ぜるからチーズもすぐに溶けてくれるんです。

ちなみに、息子と娘は年中スープに餅を入れて食べています。餅をレンジでチンして、できたてのスープに入れるんです。娘は「トマトのポタージュ」が好きで、息子は「コーンクリーム」。家にストックしてないと喧嘩になります(笑)。

望月:私はたまにちょっと牛乳を入れています。味が濃厚になって好きなんですよね。あと、「トマトのポタージュ」に粉チーズを加えると簡単にコクがアップしますよ!

編集部:わが家でもさっそくやってみます。ありがとうございました!

1973年に登場して以来、もうすぐ50周年を迎える「クノール® カップスープ」。れのんママさんと担当者の対談を目の当たりにして、製品開発のこだわりが生活者のみなさんにちゃんと届いているからこそ、こんなにも長く愛され続けているのだと感じました。

これからもこうした開発の現場に光を当て、製品の魅力についてご紹介していきます!

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