スーパーには季節ごとにさまざまな野菜が並びますね。旬の野菜はお手頃価格になり、手に入りやすくなります。こちらのコーナーでは、季節ごとに楽しみたい、食べごろの旬野菜の魅力をお伝えします。
しそは初夏を感じる香味野菜のひとつで、さわやかな香りが特徴的ですよね。
これからの季節にスーパーでも見かけるようになる赤じそ。鮮やかな色が特徴的です。
また、薬味やお料理に入れる食材として、青じそをよく使うという方も多いのではないでしょうか。
今回は、赤じそ、青じその2種類の使い方、選び方などをご紹介します♪
- しそってどんな野菜?
- 新鮮なしその選び方と切り方や保存のコツ
- しそを味わうおすすめレシピ
01しそってどんな野菜?
赤じそはその鮮やかな色合いを活かして、梅干しや紅しょうが、しば漬けなどの色付けに使われます。
青じそは「大葉」とも呼ばれ、さわやかな香りとさっぱりとした味わいが特長的。主に薬味、刺身のつま、てんぷらなどに使われる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、青じそは骨や歯を丈夫にするカルシウムや、抗酸化作用を持つビタミンAなど、さまざまな栄養素を含んでいます。ただ、1回に食べる量はそれほど多くはないので、色味や風味付けで楽しむのがおすすめです♪
02新鮮なしその選び方と切り方や保存のコツ
■しその選び方
【赤じそ】
葉の裏側がより赤いものが新鮮でおすすめ!
【青じそ】
葉先までピンとしていて、葉や切り口が変色していないものが新鮮な証拠。
色は鮮やかな緑色で、みずみずしいものがおすすめです☆
■しその切り方のコツ
千切りにするときは、軸を切ってから、数枚重ねてくるくると丸めて切ることがポイント!
また、梅干しなどの色付けに使用した赤じそは、乾かして細かく刻むと「赤じそふりかけ」に♪
ごはんのふりかけなどに活用できますよ!
■しその保存方法
赤じそ、青じそは両方とも新鮮な方が香りが良いので、できるだけ早めに使い切りましょう。
【青じそ】
ここでは、お料理によく使われる青じその保存方法についてご紹介◎
湿らせたキッチンペーパーでしそを包み、保存袋に入れて、野菜室で保存するのがおすすめ!
ひとまとめにせず、小分けにした方がより水分を保つことができますよ♪
04しそを味わうおすすめレシピ
■赤じそは漬けて楽しむ♪
この時期になると、スーパーで大袋に入った赤じそを見かけますよね。
赤じそは鮮やかな色と風味を活かして、漬けて楽しむのが定番!
そんな、赤じそを使った定番の漬けるレシピをご紹介します◎
■青じそはこれからの季節に♪
これからの季節にお料理に取り入れたくなる青じそ。
爽やかな香りときれいな緑色を存分に楽しむレシピをご紹介します。
鶏むね肉と大葉の鶏だしまぜそうめん
暑い日に欠かせないそうめんにも青じそを!カラフルなミニトマトやきゅうりも入れて、目にも楽しい一品です◎水にもサッと溶ける「丸鶏がらスープ」で味付けをすれば、簡単に絶品まぜそうめんの完成☆
赤と青。2種類のしそをそれぞれ堪能できるコツがたくさん♪
爽やかな風味が広がる旬のしそをぜひ味わってみてくださいね。
(参考文献)
・JA「とれたて大百科」しそ
(参照日:2021-0502)
・からだにおいしい野菜の便利帳(高橋書店 2008年)
・からだによく効く食べもの大辞典(池田書店 2010年)