栄養バランスの整った食事をとることが大切だとはわかっていても、毎日100点満点の献立をつくるのはちょっと難しいというのが本音。そんな悩みを管理栄養士の木下さんに相談したところ、手軽にバランスよく栄養をとることもできるという答えが。
今回は、今日から実践できる簡単でおいしい食卓づくりのアイデアや、おすすめのレシピについてご紹介します。
インタビューした人
調味料事業部(管理栄養士)
木下 めぐみさん
「AJINOMOTO PARK」担当として、食べる楽しさをみなさんと一緒に共有したいと思い、日々奮闘中。旅行の行先も“なにを食べたいか”から決めるくらい、食べることが大好き。
- カラダに必要な基本栄養素をおさらい
- 具だくさん汁物なら手軽に栄養バランスが整う
- 「一緒になにつくる?」献立づくりの負担を軽くするAI献立
01カラダに必要な基本栄養素をおさらい
そもそも“栄養素”には、カラダを「つくる」「動かす」「調子を整える」、という3つのはたらきがあります。カラダを「つくる」ためにはタンパク質が、「動かす」ためには炭水化物や脂質が、「調子を整える」ためにはミネラル・ビタミン・食物繊維が必要なのだそう。これらをバランスよく食べることが、健康なカラダづくりには欠かせません。
02具だくさん汁物なら手軽に栄養バランスが整う
カラダのことを考えると「品数を揃え、きちんとした献立を毎日考えなければ」と構えてしまいがちです。ところが、具だくさんの汁物を取り入れることで栄養を手軽にまとめてとることも可能なのだとか。
木下さんによると、バランスのとれた食事を効率よくとるポイントは以下の3つ…
- たんぱく質をしっかりとる
- 野菜をしっかりとる
- うま味のきいた汁物を、献立に取り入れる
「カラダづくりに欠かせないたんぱく質と、カラダを整える野菜をとること。それを簡単に叶えるのが“汁物”です。スープまで飲み干せる汁物は、食材の栄養を丸ごとカラダに取り込めますし、野菜のかさが減るので、野菜が苦手なお子さんにもおすすめです。汁物の出汁(だし)に含まれるうま味成分は、実は消化・吸収もサポートしてくれます」
具だくさんの汁物を取り入れることで、手軽に栄養バランスのとれた食事がとれるというわけです。
管理栄養士さんおすすめの汁物レシピをご紹介!
具だくさんの汁物といってもさまざま。とくにおすすめのものを木下さんにピックアップしてもらいました。
「クノール® カップスープ」を使ったお手軽追い野菜スープ
具だくさんの汁物といっても、たくさんの具材を用意する必要はありません。「豆腐やカット野菜などを「クノール® カップスープ」に入れてもOKです」と木下さん。
「クノール® カップスープ」を応用したとっても手軽な追い野菜スープのご紹介です。
豆腐とねぎのオニオンコンソメ
「クノール® カップスープ」オニオンコンソメに豆腐とネギを入れれば、食べ応えのあるスープが完成。冷蔵庫のなかにある余った野菜や、豆腐を入れるだけと手軽なので、お買い物に行く時間がないときにもよさそう。
03「一緒になにつくる?」献立づくりの負担を軽くするAI献立
汁物がいいことがわかったけれど、一緒にどんなおかずを組み合わせるといいかわからない…。そんなとき、献立づくりをAIに任せてみるのもいいかもしれません。
「AJINOMOTO PARK」では、AIを活用した献立提案を公開中。栄養面だけでなく、彩りや季節感のほか、料理の工程に無理がないかにも配慮しておすすめのレシピを提案してくれる優れものです。
使い方はとても簡単。「AJINOMOTO PARK」のレシピ写真の下(PCの場合は右)にある「おすすめの組み合わせ」をタップするだけで、おすすめのレシピが表示される仕組みです。
選んだ汁物に合うレシピを瞬時に提案してくれるので、忙しくて時間がないときや献立に迷ったときなどに、ぜひお試しください。
「しっかりとした献立を考えなきゃ」「ちゃんとつくらなきゃ」と構えてしまいがちですが、カラダにいいこと、案外、手軽に始められそうです。汁物活用のアイデアや冷蔵庫のなかの余りもの、AI献立なども活用しながら、簡単でおいしい食卓づくりにお役立てください!