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直撃インタビュー!「MIRAINOMOTO」プロジェクト参加学生の声

直撃インタビュー!「MIRAINOMOTO」プロジェクト参加学生の声

2023/06/15

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大分県中津市が抱える「耕作放棄地や放置された竹林が荒廃してしまう」という課題を解決するため、味の素社 Z世代事業創造グループが「学生と一緒にタケノコを掘り、加工・販売までつなげることで、世の中の人たちとおいしく消費できるサイクルを作る」ことを提案して実施した「MIRAINOMOTO」プロジェクト。

2022年に引き続き今年も開催された同プロジェクトは、​​大盛況で終了しました。参加してくれた学生たちのイキイキとした姿に、味の素社も元気をもらいました!

そこで、味の素パーク編集部は、当日参加してくれた学生たちに直撃インタビューを実施。タケノコ掘りから始まり、収穫したタケノコを実際に調理、加工までを体験した5名の学生が、プロジェクトを通して、どんなことを感じたのか、どんな想いで参加したのか、聞いてみました!

  1. 「楽しみながら未収穫農作物という課題解決に貢献できた」若林快卓さん
  2. 「タケノコ掘り以降“食卓を囲んで食事をする”ように」田中力さん
  3. 「みんなで日本の家に泊まったことが良い経験になった」Abid Azizさん
  4. 「このプロジェクトのつながりを大事にしたい」堀田まる美さん
  5. 「協働することの大切さ、楽しさを実感した」山形ひかりさん
  6. 人と人との絆を大切にする「MIRAINOMOTO」プロジェクト

01
「楽しみながら未収穫農作物という課題解決に貢献できた」若林快卓さん

――若林さんは「MIRAINOMOTO」プロジェクトで、学生の代表を務めてくださいました。このプロジェクトに参加したきっかけ・理由はなんでしたか?

若林さん:産学官が連携をして「未収穫農作物という社会問題」の解決を目指すという部分に共感をしたからです。学生団体の活動として社会問題について勉強していますが、未収穫農作物は実態を捉えづらく、また解決も難しい問題でした。このプロジェクトでは、実際に現場に足を運びタケノコを収穫するということで、ただ頭で考えるだけでなく課題解決に貢献できるという点がいいなと思いました。

小さい頃から、将来はシェフになりたいと思っており、おいしく食べるためには食料がないとはじまらないということで、食糧問題に興味がありました。『vesta』(味の素食の文化センターが企画・編集する食文化の雑誌)も読んでいますよ!

食糧問題について、「楽しみながら解決しないと続かない」という思いがあったので、味の素社の玉置さんから「MIRAINOMOTO」プロジェクトのお話をいただいたとき、「楽しみながらエシカルな活動ができる」と思い、参加しました。

――参加してみて楽しかったことはなんですか?

若林さん:タケノコを収穫した後、民家でご飯を食べた時間が一番楽しかったです。学生だけでなく、味の素の社員さんやWELCOMEやまくにの方たちがこの活動に対してどう向き合われているのか、新しい視点を聞くことができました。

――このプロジェクトに参加してどんなことを感じましたか?

若林さん:僕は食糧問題という切り口ですが、地方創生に興味がある学生、タケノコ掘りでカロリー消費をしたい学生など、自分とは興味関心が異なる仲間に出会えたことがよかったです。一つの課題解決のために向けて集まった人たちの交流の場をいただいたことが、私にとって大きな学びになりました。

02
「タケノコ掘り以降“食卓を囲んで食事をする”ように」田中力さん

写真右・田中力さん

――このプロジェクトに参加したきっかけ・理由はなんでしたか?

田中さん:代表の快卓くんに誘われたことがきっかけです。自身のスポーツ経験をタケノコ掘りに生かせるのではないか、と思い参加しました。

――参加してみて楽しかったことはなんですか?

田中さん:食卓を囲んでお話をしている時間が何よりも楽しかったです。普段は一人暮らしをしているため、パソコンに向かって動画を視聴しながら、無言で食事をしています。久しぶりに食卓を囲んで大皿に盛られた食事をみんなで分けながら食べ、将来のこと、大学のこと、恋愛のこと、政治のことなど様々なことについて笑いながら話せたことがよかったです。

――このプロジェクトに参加してどんなことを感じましたか?

田中さん:“食”や”食の時間を大切にする”ということが、自分にとって1番有意義で心の安定に繋がる時間であることがわかりました。なので、タケノコ堀りに参加以降は、基本的に友人とご飯を食べるようにしています。

また、自分が帰省した際の食事を振り返ると、あまり会話のない食卓だったなと反省しました。次回帰省したときには積極的に会話をしたいです。タケノコ掘りには、来年以降も可能であれば参加したいと考えています。

03
「みんなで日本の家に泊まったことが良い経験になった」Abid Azizさん

――このプロジェクトに参加したきっかけ・理由はなんでしたか?

Abidさん:大学で環境サークルに参加しているのですが、そのSNSグループでこのプロジェクトのお知らせを見て、参加しました。実は一度、大分県中津市に来たことがあって、また行きたいと思ったんです。加えて、私はバングラデシュ出身なので、日本人と交流したり、日本の文化に触れたりしたいとも思っていました。

――参加してみて楽しかったことはなんですか?

Abidさん:日本の家で過ごす時間が楽しかったです。一緒に飲んだり食べたりする仲間がいて、みんなで泊まったことが良い経験になったと思います。

――このプロジェクトに参加してどんなことを感じましたか?

Abidさん:タケノコの掘り方、加工、さらには食べ方まで、たくさんのことを学ぶことができました。プロジェクト全体を通してさまざまな背景を持つ方が参加していて、興味深かったです。

04
「このプロジェクトのつながりを大事にしたい」堀田まる美さん

――このプロジェクトに参加したきっかけ・理由はなんでしたか?

堀田さん:快卓さんから誘われて、タケノコを掘ったことがないし、行ってみようかな、と思ったことがきっかけです。私は大学で共創学部に所属していて、人と自然が共生できる社会について考えているので、普段勉強していることと今日のプロジェクトは通ずるところがあると思いました。

――参加してみて楽しかったことはなんですか?

堀田さん:宿泊して、大学生、地域の方、味の素の社員の方とお話しできたのが楽しかったです。WELCOMEやまくにの方たちが本当に温かくて……。はじめて来たのに、おじいちゃん・おばあちゃんの家に来たような感覚でした。

――このプロジェクトに参加してどんなことを感じましたか?

堀田さん:今回のプロジェクトでのつながりを大事にしていきたいですね。もともと、誘ってくれた快卓さんとも、別のイベントで知り合ったんです。

私は今度の9月に地元広島で町おこしの音楽イベントを開催しようと思っていまして。そんなに大規模ではないんですが、地域の人の力を借りて街に人を集めたいんです。そのことを話したら、今回のプロジェクトで知り合った山形さんが私の地元に来たいと言ってくれて、何か一緒にできるんじゃないかと考えています。

05
「協働することの大切さ、楽しさを実感した」山形ひかりさん

――このプロジェクトに参加したきっかけ・理由はなんでしたか?

山形さん:環境系サークルに所属している友人の紹介で、このプロジェクトを知りました。農村活性化に興味があったため、現場で生の声を聞きながら学べることに魅力を感じ、参加しました。

――参加してみて楽しかったことはなんですか?

山形さん:宿泊場所での時間が楽しかったです。WELCOMEやまくにの皆さんがアットホームな雰囲気だったので、安心して楽しく過ごすことができました。

またさまざまな立場の方から、いろんな価値観の話を聞くことができたので、良い刺激をたくさんもらえました。

――このプロジェクトに参加してどんなことを感じましたか?

山形さん:協働することの大切さ、楽しさを感じました。共同生活で料理をみんなで作ったり、美味しさを共有できたことが楽しかったです。コロナ禍で人と過ごす機会が減っていたので、今後はもっと外に出て交流したいと思いました。

私自身地元が大分県なのですが、若い人が地元の魅力を感じきれずにどんどん県外に出ていってしまうことが課題だと思っています。大分県は自然がたくさんあって、ごはんも美味しい。これからも大分のことを知っていきたいです。

06
人と人との絆を大切にする「MIRAINOMOTO」プロジェクト

タケノコ掘りや大分県中津市での宿泊体験、地域の人との交流を通じて、学生たちはさまざまなことを感じ取ってくれたようです。いろんな視点から「未収穫作物」という問題を捉え、課題を解決しようと知恵を出し合う学生さんたちの姿に、パワーをもらいました♪

味の素社では、人と人との絆を大切にしながら、今後も「MIRAINOMOTO」プロジェクトの推進を目指します!

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