暑くなってくると、するっと食べられる「そうめん」が嬉しくなる頃。
冷たくして、そうめんつゆと薬味でいただく定番の食べ方だけでなく、そうめんはいろいろなアレンジが効く“万能麺類”なんです。しかも、そうめんに食材や調味料を「プラスオン」するだけで、ガラッと料理としての雰囲気も変わります!
今回は、手軽な「そうめん × ◯◯」のアレンジレシピを紹介します。ぜひ、みなさんのおすすめトッピングも教えてください!
- まずは「そうめん × 梅干し」でおいしくゆでよう
- 「そうめん × トマト」でパスタのように
- 「そうめん × 『丸鶏がらスープ™』&ごま油」で爽やかに
- 「そうめん × 牛乳」で白湯つけめんに
- 「そうめん × 大根おろし」でやさしいにゅうめんも
- 教えて!「そうめん × ◯◯」のひきだし、募集中
01
まずは「そうめん × 梅干し」でおいしくゆでよう
以前に、そうめん研究家として数々のメディアに登場するソーメン二郎さんに「ワンランク上のそうめんを作る方法」を教わりました。そこで登場した「プラスワン」が梅干しです。
ゆでるときに梅干しを加えると、めんによりコシが出るのだそう!
ソーメン二郎さんのゆで方は、ポイントが3つあります。まずは、麺がお湯の中で対流しやすくなるように、めん1束(50g)に対して10倍の水を沸かすこと。次に、差し水(びっくり水)はしないこと。吹きこぼれそうなときは、火を弱めて対応しましょう。
そして、お湯が沸騰したら梅干しを一粒入れてください。「小麦のグルテンが引き締まります」とソーメン二郎さん。ちなみに、梅干しの色や匂いは移りませんのでご安心を。
ゆで上がったらザルに上げて湯きりし、めんの油と塩を洗い流すように、冷水でよく揉み洗いします。手延べそうめんなら丈夫でちぎれませんから、しっかり3回ほど洗います。あとは、冷たい氷水でしっかりめんを締めてから、ギュッと絞って水分を切りましょう。
02
「そうめん × トマト」でパスタのように
さて、おいしく基本のそうめんをゆでたら、時には「プラスワン」でアレンジを。
そうめんは和風の味付けだけでなく、イタリアンや中華といったジャンルとも相性が良いんです。そこで、まずは「トマト」との組み合わせを、ぜひお試しあれ!ここから料理のアイデアが一気に広がるかもしれません。
さらに、コンビニでも売っているトマトジュースや野菜ジュースがあれば、まるでパスタのカッペリーニを思わせる一品までできあがります!
03
「そうめん × 『丸鶏がらスープ™』&ごま油」で爽やかに
「丸鶏がらスープ™」をベースに用いると、中華風や韓国風へのアレンジも。ごま油をプラスすることで、コクと香りが加わってアクセントに!
冷蔵庫にキムチがあれば「冷麺風」にしてみてはいかがでしょう。ピリ辛で、箸の進む一品に早変わりです。そうめんがいろんな味わいに合う!という発見もあります。
04
「そうめん × 牛乳」で白湯つけめんに
さらに意外なアレンジをご紹介。牛乳や無調整豆乳と「Cook Do® 香味ペースト®」&ごま油の組み合わせで、濃厚な白湯(パイタン)スープのようなつけ汁もあっという間にできてしまうんです!つけめんをイメージしながら、トッピングする具材もご用意いただければ、ご自宅でラーメン屋さんの気分を味わえます。
05
「そうめん × 大根おろし」でやさしいにゅうめんも
そうめんは冷たいつけ汁だけでなく、あたたかいつゆで食べる「にゅうめん」もおすすめ。「ほんだし® かつおとこんぶのあわせだし」をベースに調味すれば、つゆも簡単に作れます。夏に食べきられなかったそうめんも、秋や冬まで楽しめますよ。
さらに、すこし体調がすぐれないときなどにぴったりなのが、大根おろしをトッピングした「みぞれにゅうめん」です。しょうがのすりおろしも足してみるのはいかがでしょうか。
最近では大根おろしも売られていますから、より手軽に食べられるようになりました。カラダのレスキューメニューに!
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教えて!「そうめん × ◯◯」のひきだし、募集中
まだまだある、「そうめん × ◯◯」の食べ方。今回紹介したアレンジレシピのように料理の雰囲気をガラッと変えるものだけでなく、日本各地でもいろいろな料理が伝わっています。
愛知県の一部では、八丁味噌をベースにしたタレをかける「酢味噌そうめん」。鹿児島では、豚肉と野菜、そうめんを炒めた「油ゾーメン」。大分県ではエソ、あじ、さばなどでつくる「ごまだし」をつけ汁に加える、という食べ方も。
もっともっとそうめんを楽しむべく、ぜひみなさんの「そうめんに、これを入れるとおいしいですよ!」というプラスオン食材や、おいしい食べ方もシェアしてください!
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【参考文献】