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15秒CMに込めた新商品「クノール  カップスープ」<豆のポタージュ>のおいしさの秘密

15秒CMに込めた新商品「クノール® カップスープ」<豆のポタージュ>のおいしさの秘密

2024/02/29

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「新しいスープ」「概念が変わった!」と、好評の声が多数集まっている「クノール® カップスープ」<豆のポタージュ>。豆本来の甘さや風味と、複雑みのあるコクを楽しむことができます。

2023年10月より、女優の永野芽郁さんを起用したテレビCMの放映がスタート!制作に携わった2人から「クノール® カップスープ」<豆のポタージュ>の開発秘話やこだわり、CMに込めたメッセージなどをお聞きしました。

インタビューした人

コミュニケーションデザイン部

飯島 優さん

「クノール® カップスープ」をはじめ、スープ商品全般のパッケージデザインや広告コミュニケーションのクリエイティブを担当。趣味はサッカー、フットサル、映画鑑賞など!

インタビューした人

栄養・加工食品事業部 スープグループ

三浦 克也さん

「クノール® カップスープ」<豆のポタージュ>は初めて企画から携わった商品なので、思い入れが強いです!家族で公園に行って遊ぶのが週末の楽しみです!

  1. どうして豆をスープに?野菜素材として14年ぶりの新品種
  2. 3秒に込めた「豆のポタージュ」のなめらかさ。CMで伝えたかった魅力
  3. 「クノール® カップスープ」から「日本人のスープ」に新しい価値を

01
どうして豆をスープに?野菜素材として14年ぶりの新品種

── まずは “豆”に着目された理由を教えてください!

三浦さん:はじまりは「生活者に新しい価値を提供したい!」という想いからですね……。

世界を見渡すと、豆料理のバリエーションは豊富で、豆のスープも飲まれています。日本には豆のスープを飲む文化こそ根付いていないですが、大豆食品をはじめとして、豆そのものは普段の食生活にも馴染みのある食材なので、きっと受け入れていただけるんじゃないかと。

── 原材料にしている豆のこだわり、ぜひ教えてください。

三浦さん:日本人の舌に馴染みがあり、味を思い浮かべやすく、おいしそうなイメージが既にある豆を3種類選びました。上品な甘さのある白いんげん豆をベースに、ひよこ豆で舌触りを出し、大豆でアクセントをつけました。

三浦さん:苦労したのは、豆の素材感を出しつつも、スープとしておいしく仕上げることですね。

「クノール® カップスープ」シリーズは、きれいに溶けないとみなさんに味わっていただきたいベストなスープにはならないので、「誰が作っても溶けやすい」ように作られています。今回使った豆のパウダーはたくさん入れると溶けにくくなってしまう一方、少ないと豆の素材感がなくなってしまうので量や配合を細かく調整していきました。

── 何かお手本にした料理はありますか?

三浦さん:ひよこ豆で作られる「フムス」をはじめ、豆をよく食べている中東地域の豆料理を参考にしました。実は、僕の上司がトルコに赴任していた経験があり、現地の味を一番わかっていたという幸運もあって。味の調整や食感などを決めるときにも、常にサポートしてもらいましたね。

そんな上司と相談のもと、紆余曲折を経て、中東地域でもよく使われるクミンとターメリックをわずかに加えました。そのため原材料名に「香辛料」とあります。中東料理らしさが増すアクセントですが、入れすぎるとカレーのようになってしまうので分量にはこだわりましたよ。

02
3秒に込めた「豆のポタージュ」のなめらかさ。CMで伝えたかった魅力

── 「豆のポタージュ」という日本人にはまだ馴染みのない料理を新商品として広く知ってもらうにあたって、CM制作で気をつけたポイントはどこですか?

飯島さん:まずは、冒頭で「いろんな種類の豆が入っていること」と「新発売となるパッケージデザイン」が印象に残るように工夫しました。それから、豆がスープになったときのおいしさを感じられるようにこだわりました。これらはパッケージやウェブサイトなどを通じた、お客様とのコミュニケーションでも同じことが言えますね。

飯島さん:CM映像の途中にある、素材からポタージュへの移り変わりをどう自然に見せるかを考えて、テスト撮影を繰り返しました。この場面は3秒ほどなのですが、3種類の豆それぞれが持つ味の厚みと、スープとして飲むときのやわらかな印象とのバランスを何度も見ていましたね。

3秒ほどの間に豆からポタージュへの移り変わりを表現しています。

三浦さん:今回のコミュニケーションメッセージは「とろ〜り、栄養、いただきます」です。体によいものが溶け込んでいて、飲むと心身ともに温まる、というスープが持っている価値をベースにしています。このベースは、「クノール® カップスープ」シリーズで共通して大事にしていることでもありますね。

── 永野芽郁さんのご出演シーンについてはいかがですか?

飯島さん:スープから得られる満足感や至福な感じはもちろん、永野さんが「豆のポタージュ」に出合えたことへのいい意味での驚きや発見のある表情をお願いしました。

三浦さん:この豆のポタージュは、「豆本来のやさしい甘さとおいしさ」をどのようにお客様へお伝えしていくか、という点を大切にしていました。「クノール® カップスープ」のイメージキャラクターである永野さんにサポートいただいたことで、豆のポタージュの魅力をたくさんの方々へお伝えすることができるなと感じました!

03
「クノール® カップスープ」から「日本人のスープ」に新しい価値を

── 「クノール® カップスープ」<豆のポタージュ>のオススメの食べ方を教えてください!

飯島さん:ゆっくり食べる時間が取りづらい朝にオススメです。お湯だけでなく、牛乳も混ぜるとリッチな味わいになっておいしいですよ!スープがあることでパンだけを食べるよりもちゃんとした食事になります。

三浦さん:結構いろいろなメニューに合うと思います。メイン料理にプラスワンとして飲むと、腹持ちがよくなって満足度も高まります。

── 最後に、「クノール®」ブランドの今後の展望をお聞かせください!

飯島さん:豆のポタージュに限らず、今後もスープを通じて生活者に新しい価値を提供していきたいし、やっていけることだと思います。

豆のポタージュはX(旧Twitter)を見ていても反響がありますね。身近なところでいうと、親戚からもリアクションがあって嬉しかったです(笑)。

三浦さん:おかげさまで「クノール® カップスープ」<豆のポタージュ>の認知度がグッと上がっていますが、もっともっと多くの方にお楽しみいただけるよう、これからも頑張ります。そして「クノール® カップスープ」にはほうれん草やトマトなど、さまざまなフレーバーがあります!ぜひともお試しください。

  • 執筆/Re!na 撮影/須古 恵 編集/長谷川 賢人
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