「時間がなくても、簡単においしい料理を作りたい!」という願いを叶えるには、さまざまな工夫が欠かせません。
「AJINOMOTO PARK」のシリーズ企画「味の素社員のご飯ルール」では、味の素社員の食卓をのぞき見。食べることが大好きな人の食生活や、料理を楽しむための準備や大切にしていることなど、それぞれの工夫を聞いています。
今回ご紹介するのは、味の素社のコンシューマーフーズ事業部ニュートリションケアグループで働く前田さんのご飯ルールです。
インタビューした人
コンシューマーフーズ事業部 ニュートリションケアグループ
前田 亜紀さん
2008年入社。業務用の営業・事業部を経験したのち、現在のコンシューマーフーズ事業部にてフード&ウェルネスをテーマに新商品開発に携わる。社内婚の夫と6歳の娘と忙しい日々を過ごすも、食はもはや毎日のエンタメとして楽しんでいる。
- 外食担当時に受けた影響が、今に活きている
- みんなで囲む料理は、楽しさ重視!
- 飲食店の定番調味料「うま味だし・ハイミー®︎」が活躍!
- 加工食品や冷凍食品も活用して、頑張りすぎない
01
外食担当時に受けた影響が、今に活きている
2008年に入社し、昨年の夏まで業務用製品の営業やマーケティングを担当していた前田さん。外食ビジネスを長く担当しており、個人外食店やチェーン店、コンビニエンスストア、社員食堂や高齢者施設の給食事業所など、幅広いお取引先と関わってきました。
もともと料理は好きだったという前田さんですが、外食ビジネスに携わっていたときの経験が、今に活きていると言います。
「外食店は、調味料や加工食品、調理器具を上手に活用してオペレーションを改善し、安定した品質と価格を保ちながら、料理の味付けのみならず、盛り付けや演出で心までHappyにしてしまう……。『食ってこんなに自由で楽しいんだ!』と教えていただきました。私自身、共働き子育て中で忙しいけれど、『頼れるものには頼って、楽しく食べることの方が大切だな』と思えるようになりました」
02
みんなで囲む料理は、楽しさ重視!
会社の同僚や近くに住むお姉さんご家族など、周囲に食&お酒好きな人が多く、前田家に定期的に集まっているんだとか。この集まりは前田家の料理を語るにおいて外せません!
「みんなで集まる時は、テーマを決めて料理を作ったり、絵本の料理を子ども達と一緒に作ったりしますね。たとえば、クリスマスはいつもメキシコ料理が定番になっていたり、ワインを飲む時はそれに合わせた料理を作ったりします」
ちなみに、前田さんの自宅は、大勢で囲める掘りごたつや、数人でも料理しやすいアイランドキッチンを導入しているのだとか!家づくりからも、みんなで食を楽しんでいることが伝わります。
おしゃれで華やかな料理がテーブルに並びます。どれも時間をかけて作っているのかと思いきや、そんなことはないのだそう。前田家流のパーティ料理術は「あまり手をかけず、楽しく華やかに見せる」がポイント!そのために一番大切にしている工夫と2つのポイントを教えてもらいました。
「まず、みんなが集まる際に一番工夫していることは、メンバーの好みを考えながら、見た目にインパクトのある大皿メイン料理と、合間につまめるものを準備しておくことです。リエット・マリネ・ピクルスなど事前に作っておけて、おいしくなる箸休めがあると、当日が楽です」
「そしてポイント一つ目は、見た目を工夫すること。華やかに見えるように、あえて具材を大きなまま出したり、レモンやクレソンを添えたり、仕上げにパセリやピンクペッパーを散らしたりしています。
二つ目は、食器や小物に頼ること。寿司桶やせいろ、土鍋は調理に使ってそのまま出せるし、ステーキ鉄板やとんかつ網はおいしく保つのに便利。その他、焼き物の下に敷く笹の葉など、外食店で見かけそうな小物を活用すると、簡単なメニューでも一気に雰囲気が出ます(笑)」
こうした技は、外食ビジネス担当時に学んだもの。今も外食すると盛り付けを見て、日々勉強しているのだそうです。
03
飲食店の定番調味料「うま味だし・ハイミー®︎」が活躍!
休日の料理ではさまざまな工夫をしている一方で、平日の料理はやっぱり効率も重要!そこで、時短に一役買っているのが味の素社の製品です。
メイン料理には「Cook Do®」や「スチーミー®」がよく登場するほか、「丸鶏がらスープ™」は筑前煮やクリームシチューなど、和洋中問わずに大活躍しています。なかでも、前田家でなくてはならないのが「うま味だし・ハイミー®︎」です。「ハイミー®︎」は、こんぶ、かつお、しいたけのうま味成分を配合したうま味調味料。うま味調味料「味の素®︎」よりもうま味とコクが強いのが特徴で、そのまま煮物や汁物のだしとして使うこともできます。
「『ハイミー®︎』は、実は飲食店では定番の調味料。鶏がらスープやコンソメは手作りするけれど、うま味調味料『味の素®』や『ハイミー®』は使用するというシェフもたくさんいらっしゃいます。素材のブレを調整したり(うま味が足りない時に足す)、長時間煮込めない場合のコクだしにしたりするとのことです。特に『ハイミー®』は、風味のないだしとして捉えられていて、我が家でも素材の風味を活かしたい『しいたけたっぷりのピェンロー鍋』やシンプルな炊き込みご飯などに使っています。ほかにも、デミグラスソースや角煮など、ぐつぐつ煮る系の料理にも合いますよ」
時短を意識しているとはいえ、普段の料理でも最後の一手間にはこだわります。おもてなし料理をきっかけに購入した調味料などは、普段の料理でも活用します。
「たとえば、『Cook Do®︎』の麻婆豆腐に糸唐辛子をのせたり、『クノール®︎カップスープ』にクルトンとパセリを散らしたり。特別手をかけずとも、見た目もおしゃれなご飯ができあがります」
04
加工食品や冷凍食品も活用して、頑張りすぎない
前田さんの日々の食事のモットーは、「作る人も食べる人も楽しく!」。
「家庭料理は毎日のことなので、頑張りすぎる必要はなし!先ほどのとおり、メイン料理には「Cook Do®」や「スチーミー®」を、ほかにもフリーズドライや冷凍食品も活用しますし、ホットクックなど時短になる調理器具もたくさん使って楽をします。その分、お気に入りのお皿にきちんと盛り付けたり、土鍋やせいろを活用したりすると本格感も出て気持ちが上がりますよ!」
仕事で学んだことを、家庭料理にたくさん活かしている前田さん。特に、最後に一手間をかける工夫は、すぐに真似できて食卓を華やかにできるものばかりです。食卓の見た目が変われば、食事の時間がよりおいしく&楽しくなりますよね。「作る人も、食べる人も、楽しく!」を合言葉に、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。