いわしには色々な種類がありますが、一般的に鮮魚として手に入るのはマイワシとよばれる種類です。
塩焼きや煮つけなど、和風のおかずが定番ですが、実はイタリアンなどの洋風メニューでも活躍してくれる便利な魚です。
また、煮干しや目刺し、いりこやしらす、ちりめんじゃこなどはいわしや、いわしの稚魚を加工した食材!いろいろなタイミングで食卓に登場してくれる強い味方です。
今回は、いわしの簡単なさばき方である手開きの方法と、いわしのおいしい食べ方について詳しく解説します!
- 鮮度が重要◎いわしのおいしい時期と選び方
- 意外と簡単!いわしのさばき方
- しっかり摂りたい!いわしは栄養素の宝庫☆
- 定番からアレンジまで☆旬のいわしを存分に味わえるオススメレシピ
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鮮度が重要◎いわしのおいしい時期と選び方
いわしはほぼ一年中おいしくいただけますが、初夏から秋ごろにかけては脂がのってよりいっそう味の深みとうま味が感じられます☆
また、梅雨の時期のいわしは「入梅(にゅうばい)いわし」と呼ばれ、特においしいといわれています。
いわしは鮮度が落ちやすい魚なので、できるだけ新鮮なものを選ぶようにしたいですね。
目が黒く澄んでいて、体の斑点があざやかでうろこが青くぴかぴかと光っているのが新鮮な証拠☆
上手に選んでおいしい、いわし料理を作りましょう。
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意外と簡単!いわしのさばき方
いわしは身の柔らかい小魚なので、手の指を使って簡単におろすことができちゃいます♪
■いわしの手開きの手順
- うろこをこそげとり、胸ビレのつけ根に包丁を入れて、頭を切り落とします。
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尾を左にして(左利きの場合は尾を右に)、尾ビレの手前まで腹を切り開き、内臓(腹ワタ)を取り除きます。
- 流水で腹の内側や血合いの部分をきれいに洗い流します。
- キッチンペーパーで水気を丁寧に拭き取ります。
腹に親指を入れて、身と中骨の間に差し込み、開くようにしながら、親指を中骨に沿わせるように身から中骨をはがしていきます。
まな板に、皮が下になるようにいわしを置きます。尾の付け根あたりで中骨を折り、骨の端をつまみ上げながら中骨をはがします。
- 包丁を寝かせるようにして腹骨をそぎ取ります。
- 裏返しにして背びれを引き抜きます。
※小骨が気にならない場合は7~8は省略してもOKですよ!
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しっかり摂りたい!いわしは栄養素の宝庫☆
いわしには色々な栄養素が含まれています♪
例えば、いわしの脂に含まれるEPA・DHAなどのn-3系脂肪酸は、生活習慣病が気になる人は積極的に摂りたい栄養素であるといわれています。
抗酸化作用をもつビタミンEも含んでいるのはうれしいですね☆
そして、それだけではありません。
酸素をカラダ中に運搬する赤血球をつくる鉄や、赤血球の形成を助けるビタミンB12も含んでいます!
カルシウムの吸収を助け、骨の形成と成長を助けるビタミンDも含んでいるので、骨をまるごと食べる料理にするのもオススメ。
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定番からアレンジまで☆旬のいわしを存分に味わえるオススメレシピ
■手開きいわしを使った簡単アレンジ☆
旬のいわしのおいしさを味わう定番レシピから、少し手を加えたアレンジレシピまで。
いわしのおいしさを存分に楽しむレシピをご紹介♪
いわしの手開きにチャレンジして、簡単アレンジレシピをお試しくださいね☆
■いわしのミンチで食感を楽しむ♪
魚が苦手な方にもぜひおすすめしたい!ミンチ状にすることで、いわしがふわふわ食感に♪いわしの香りそのままに、食べやすさが広がるレシピをご紹介♪
■まるごといわしを味わいつくす!
圧力鍋を使えば、骨までおいしく食べることができるんです!いりこを使えば、鮮魚とは違ういわしのおいしさを楽しむことも◎余すことなく、いわしを存分に味わえるレシピをご紹介!
今回は、旬のいわしのおいしさと栄養素を存分に楽しむコツについてお伝えしました♪
鮮魚のいわしはもちろん、丸干しやいりこなどの加工品としても味わえるいわしをもっと活用してみてくださいね☆
(参考文献)
・「食材図典Ⅲ」小学館
・「魚のおろし方」柴田書店
・「煮干しのレシピ」矢澤一良監修 グラフィック社
・「魚を一尾さばけたら!?」濱田美里著 河出書房新社
・「魚のさばき方」枻出版社
・「日本全国お魚事典」山田吉彦著 海竜社
・「旬を味わう魚の事典」 坂本一男監修 ナツメ社
・「からだにおいしい魚の便利帳」藤原昌高著 高橋書店
・「からだにおいしい魚の便利帳 全国お魚マップ&万能レシピ」高橋書店
・「からだによく効く旬の食材 魚の本」講談社
・「旬の野菜と魚の栄養事典」吉田企世子/棚橋伸子 監修 X-Knowledge
(参照日:2022.7.22)